2017/09/09
今日は、夏休み明け最初の土曜学習に行ってきました!校舎に入ると、学校の廊下には夏休みの宿題であった自由研究や工作が掲示されていました。自由研究や工作を見ると、完成度の高さに感心するだけでなく、子どもたちの個性や努力の跡が感じられました。しばらくすると、子どもたちの元気な挨拶や話し声が聞こえてきました。今回、私は2年生を担当しました。
1時間目は算数の時間でした。内容は「時間と時刻」と「体積の単位(ミリリットル、デシリットル、リットル)」です。プリントが配られると子どもたちは、集中して問題に取り組みました。最初の「時間と時刻」の問題が難しく、なかなか正解できない子どもたちが多かったです。しかし、時計の模型を使ったり、ヒントを与えたりすることで子どもたちは、次第に理解することができました。また、「体積の単位」についても、「学校の給食で飲んでいる牛乳パックは、何デシリットルかな?」「家にある牛乳パックは何リットルかな?」といった問いかけをすることで、問題が解けるようになりました。時間中に解き終わらなかった子どもが休み時間になっても諦めずに、算数の問題に向き合う姿が印象的でした。
2時間目は国語の時間でした。内容は「サンゴの海の生きものたち」の説明文と「はんたいことば」です。「サンゴの海の生きものたち」は、ボランティアの保護者の方が問題を音読することから始まりました。音読を聞き終えると子どもたちは問題に取り組みました。子どもたちの様子を見ると、問題を早く解くことを重視するため、ケアレスミスが多く、問題で問われている内容を十分に理解しないで問題を解いている子どもがいました。その子のマル付けをした際に、「問題を最後まで読んでいなくて間違えていることが多いから、次の問題では、問題文をじっくり読んで、答えを書くときには、きれいに字を書いてごらん。そうすると正解が増えるよ。」とアドバイスをしたところ最初は、「えーっ」と嫌がっていました。しかし、机に座り次の問題に取り組む姿は、真剣そのもので、字もきれいに書いていました。私の想いが伝わり嬉しく思いました。今後も字を丁寧に書こうとする姿勢を持ち続けて欲しいと思います。また、「はんたいことば」については子どもたちがパズル感覚で楽しく問題に取り組んでいました。
そして、あっという間に2時間目も終了となりました。子どもたちが元気な声で「さよなら!」「先生またね!」と言って教室を後にする姿を見て、次に会う時の子どもたちの成長が楽しみに感じられました。私自身、初めての土曜学習でした。次回も参加して、少しでも子どもたちの継続的な学習の役に立てれば嬉しく思います。
(サポートスタッフ あっくん)