2017/11/23
本日は、今年度第一回目となる「ステップアップ研修会」を行いました。この研修は、入会3年以内のボランティアスタッフを対象に実施しており、子どもたちとの教育活動を行っていくうえで、必要な知識や考え方、技術などを習得してもらうことを目的としています。今回は、「すぐに使える!子どもを惹きつけるレクリエーションのコツを学ぼう!」と題して、レクリエーションをテーマに実践的な研修を行いました。レクリエーションは、子どもたちとの関係性を築くためにとても有効なものです。実際に、普段の活動の中でも様々な場面でレクリエーションを行っています。
今回の講師は、社会教育指導主事や児童養護施設の勤務を経て、現在公立小学校で主幹教諭として勤めている当団体の副理事長と、高校生の頃から子ども会のボランティア(ジュニアリーダー)に従事し、当団体の設立メンバーの一人で、レクリエーションの知識や実践経験が豊富なボランティアスタッフに登場して頂きました。
研修の前半では、講師の2人に実際にレクリエーションを行ってもらい、参加者のスタッフは、子どものように遊びながらどんなレクリエーションがあるのかを教わりました。歌を使うものから、簡単だけど盛り上がる手遊びや思いっきり体を動かすものまで、バリエーション豊かなレクリエーションを知ることができました。大人でも楽しめるものばかりで、参加スタッフは、研修ということを忘れて楽しんでしまうくらいでした。
前半が終わると、講師が行ったレクリエーションを見て、自分がレクリエーションを行う時にどんな点を取り入れたいか考えていきました。講師のお手本を見ると、声の抑揚や説明の分かりやすさ、つい惹きつけられてしまうトークなど参考になるものばかりでした。
そして、後半では、参加スタッフを3チームに分けて、1人1つみんなの前でレクリエーションの実践を行いました。自分の自信が持てるレクリエーションを習得しようと個人練習にも熱が入ります。実践を行った後は、見ているスタッフからフィードバックももらいます。前半の講師の良い点をしっかり取り入れてレクリエーションを実践している姿をたくさん見ることができました。
最後のまとめでは、講師を務めていただいた2人から総評をもらいました。印象に残ったのは、「レクリエーションはあくまで手段であり、子どもたちを楽しませたいという気持ちが大切」というお話です。子どもたちの前に立って話す時、大人も緊張しますし恥ずかしい気持ちもありますが、子どもに喜んでほしいという気持ちがあれば、自ずと上達し自分も一緒に楽しく活動できるのではないでしょうか?今回、学んだことを活かして早く子どもたちと会って遊びたいなという気持ちになりました。引き続き、こういった研修を通じてスタッフのスキルや魅力を引き出していけるように精進していきたいと思います。
(副理事長 よこ)