協働活動

令和4年度・高校向けSDGsプログラムを「東京都立立川国際中等教育学校」で実施しました!

2023/02/10

本日は、東京都立川市にある「東京都立立川国際中等教育学校」の高校1年生(4年生)の授業で、当法人の高校向けプログラム「社会課題に取り組む企業やNPOの実践事例からSDGsを学ぶ」を行いました。

本プログラムは、東京都教育庁地域教育支援部生涯学習課が行う令和4年度「都立高校生の社会的・職業的自立支援教育プログラム事業」の一環として、今回は「総合的な探究の時間」の授業内で実施しました。

「社会課題に取り組む企業やNPOの実践事例からSDGsを学ぶ」では、当法人がSDGsに関連する取り組みを行っている企業やNPO・団体様をゲストティーチャーとしてコーディネートし、授業内で実際の事業や取り組みをご紹介いただくとともに、テーマに沿ったグループワーク等を行うものです。生徒のみなさんには、事前にどのテーマの授業を受講したいか選択してご参加を頂いています。

今回の授業では、株式会社ガイアドリーム様、公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン様、株式会社日本HP様、株式会社フィノバレー様、三ッ輪ホールディングス株式会社様の計5つの企業の皆様にご協力をいただきました。

各授業の様子は、以下のようにご紹介いたします。

▼フードロス(環境対策コンサルティング):株式会社ガイアドリーム

「食品ロスの真相と食品リサイクルの今」~これってどうなの?日本の食品ロス、世界とも比較してみよう!~

株式会社ガイアドリーム様は、食品ロスをテーマにした授業です。日本における食品ロスの現状や課題、世界との比較についてお話をいただきました。「そもそもなぜ食品の廃棄が生まれてしまうのか」「再利用が進んでいない課題」など、食品ロスは高校生にとって分かりやすいテーマだったかもしれませんが、初めて聞くような話が多く、生徒の皆さんは前のめりで話を聞いていました。

後半のグループワークでは、スーパーマーケットで働く社員になりきり、野菜やお惣菜などのコーナーごとに食品ロスを削減するためのアイディアを話し合ってもらいました。「消費期限の近い野菜をミキサーにかけジュースやアイスなどの商品化をする」「売れ残りそうな商品をお得に買える福袋を作る」など柔軟なアイディアが出ていました。

※株式会社ガイアドリームについて
https://gaeadream.co.jp/

(担当スタッフ:横山)

▼貧困・格差(教育支援):公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン

子どもの教育格差の解消に向けた「スタディクーポン」とは?

公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン様では、子どもの貧困・格差をテーマにお話をいただきました。日本の教育格差は「放課後」で生まれていること、つまり、学校外教育費が最も家庭の負担になっていることや、貧困の世代間連鎖の要素の1つである「子どもの教育機会の喪失」にアプローチするためのスタディクーポンというサービスの仕組みについて学び、スタディクーポンの特徴や寄付金の大切さを知りました。

後半のグループワークでは、より多くの子どもたちにスタディクーポンを提供するために、「寄付を集めるにはどうしたらよいか」について、ターゲットを絞って考えました。「電車の賃金を1、2円上乗せして、上乗せした分を寄付金にする」「旅行会社と提携して、寄付をした人には旅行クーポンを配布する」など様々な案が出てきました。

※公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンについて
https://cfc.or.jp/

(担当スタッフ:山崎)

▼ジェンダー平等(情報通信):株式会社日本HP

世界に踏み出す前に!知っておきたい「DE&I」と「ジェンダー」とは?

株式会社日本HP様では、「ジェンダー平等」をテーマにお話をいただきました。HP様はジェンダー平等を実現するため、明確な目標を定め、様々な取り組みを行なっています。今回は「Diversity(多様性)」「Equity(公平)」「Inclusion(包含)」がなぜ重要なのか、ジェンダーの平等を達成し、自分らしく生きるとはどういうことなのか、お話をいただきました。

後半のグループワークでは、身近なアニメやキャラクターを取り上げ、ジェンダーバイアスを見つけてみるワークを実施しました。各グループごとに「これはおかしい」「こうなったらいい」と、活発に意見が交わされていました。

発表の中では「バイアスをなくそうとすると別のバイアスが生まれることに気づいた」「そのキャラクターらしくいられるのが一番いい」など、思った以上に深い気づきが挙げられていることが印象的でした。

※株式会社日本HPについて
https://www.hp.com/jp-ja/home.html

(担当スタッフ:山田)

▼技術革新(フィンテック):株式会社フィノバレー

デジタル地域通貨を使ったソーシャルイノベーション(社会課題解決)

株式会社フィノバレーの川田様に、フィンテックをテーマに「デジタル地域通貨を使ったソーシャルイノベーション」という題目で授業を行っていただきました。お金や経済の歴史から現在普及しているデジタル地域通貨の事例について、専門的な知識の分野について、難しい内容だったと思いますが、生徒の皆さんは一生懸命にお話を聞いていました。特に興味のある子は休み時間や授業の終わりに川田様に質問している姿が見られました。

グループワークでは、立川市でデジタル地域通貨「たちかわpay」が普及したら?という課題が出題され、最初から議論が白熱している班もあれば、立川市のどの問題を解決する地域通貨にするか、長い時間をかけて悩んでいる班もありました。そして、発表ではどの班もとてもユニークな「たちかわpay」を考案していて、子どもたちでとても充実したワークができていたことがわかりました。

※株式会社フィノバレーについて
https://finnovalley.jp/

(担当スタッフ:嶺・吉田)

▼エネルギー(電気・ガス):三ッ輪ホールディングス株式会社

「エネルギー×SDGs」からみる”地球”のSustainabilityと”地域”のSustainability

三ツ輪ホールディングス株式会社様には、エネルギーをテーマに授業をしていただきました。前半のプレゼンテーションでは、温暖化による環境問題や、少子高齢化による問題などがある中で、三ツ輪ホールディングス株式会社様が取り組んでいるCO2フリーな電力プランについてお話をしてもらいました。

後半は「どんな人をターゲットにどんな付加価値をつけた電力プランを提供出来るか」についてグループごとに話し合いました。「Vtuberを好きな人をターゲットに、付加価値としてそのVtuberのグッズをもらえるプラン」という一定の人に絞ったアイディアや、「ホテル・旅館の人をターゲットに、付加価値としてホテル・旅館の広告をできるプラン」という大きい企業に向けたアイディアなど、グループごとに様々な意見が出ていました。

※三ッ輪ホールディングス株式会社について
https://mhdg.co.jp/

(担当スタッフ:高田)

◎東京都立立川国際中等教育学校 国際探究部様からのご感想

社会課題に取り組む企業やNPOの実践例からSDGsを学ぶことを目的に、5つのテーマに分かれて実施しました。生徒各自が興味のあるテーマを選んで、気候変動対策、貧困・格差、ジェンダー平等、技術革新、フードロスのそれぞれの講座に参加しました。

日頃の授業や教科書から学ぶ知識とは違った、体験談や実践例、様々な現場での喜怒哀楽などをワークショップ形式でわかりやすく教えていただきました。生徒も興味関心を持って参加し、知的好奇心を刺激されていました。5年時に実施する探究活動「ソーシャルチェンジ」に向けて、今回の感じたこと考えたことを生かして、次の探究活動につなげていきたいと思います。今後も外部との連携を深め、将来の夢の実現に向けて、着実に一歩ずつ歩みを進めてほしいと願っています。

各授業のご紹介、先生からのご感想については、以上となります。

どの授業もゲストティーチャーの話をじっくり聞き、真剣にグループワークに取り組んでいる姿が印象的でした。授業後に実施したアンケートからも、普段はなかなか知ることができない様々な取り組みや課題について学ぶことができたと大変に好評でした。今回の授業で学んだことが、少しでも生徒の皆さんの学びにつながっていれば幸いです。

【参加企業様のプレスリリース】

三ッ輪ホールディングスグループ:東京都の自立支援教育プログラム事業で高校生向けの授業に登壇
株式会社フィノバレー:フィンテックで全国各地の社会課題を解決するフィノバレー、 都立立川国際中等教育学校でのSDGs特別授業を実施


募集中のプログラム

日程:2024年8月20日~22日

場所:山梨県北杜市

対象:小学3年生~中学生

キッズクラブ:サマーキャンプ
本格アウトドアコース

テント泊で火おこしにもチャレンジする2泊3日!原始の火おこし・たき火、野外料理、ナイフ講座、弓矢づくり・遊び、ネイチャーゲームなど

詳しくはこちら

日程:2024年8月9日~12日

場所:福島県東白川郡鮫川村

対象:小学3年生~中学生

キッズクラブ:サマーキャンプ
子ども村・経験者コース

里山の田舎暮らしと自然遊びを楽しむ3泊4日!農林業体験、動物のお世話、自然遊び、薪割り、流しそうめん、手作りピザ体験など

詳しくはこちら

保護者の声

親としては子どもが自分の身の回りのことをちゃんとできるか心配しましたが、特に問題もなく本人が楽しく参加できたようなので本当によかったです。
親が離れると不安を感じるタイプだったので、それをクリアさせたいと思い参加しました。最初はかなり緊張した様子でしたが、何回か参加するうちに知っている顔も増え、慣れたようです。
キャンプから帰ってくると、スタッフからキャンプ中の子どもの様子を報告してもらえるのもとても良いと思います。安心して預けています。
キャンプの前に面談があるので、子どものアレルギーのことなどを事前に伝えておくことができたのもよかった。継続して参加していると、昨年できなかったことが今年できるようになったなど成長を感じられます。
スタッフの方から連絡帳で、班長の役目をきちんと務めたことを教えてもらえたのはよかったです。将来大きくなって、今度はスタッフとして関われるようになったら素敵だなと思います。
何度も参加したりして人と人とのつながりができるのが魅力的。何でも不安になりがちな子だったが、一度参加して以来、積極的に次の参加もしたがり、一皮むけた感じがしました。

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