地域教育コーディネート

学校教育 | 企業協働
2021年~現在

学校と地域をつなぎ、子どもたちの学びの幅を広げる

東京都教育庁地域教育支援部生涯学習課が行う「都立高校生の社会的・職業的自立支援教育プログラム事業」の一環として、SDGsやキャリア教育に関するプログラムを高校の「総合的な探究の時間」、都立高校の独自の「人間と社会」などの授業で実施しています。
本プログラムでは、当法人が企業やNPO・団体様をゲストティーチャーとしてコーディネートし、授業内で実際の事業や取り組みをご紹介いただくとともに、テーマに沿ったグループワークを行っています。

東京都立小石川中等教育学校

東京都立富士高等学校

東京都立立川国際中等教育学校

事業の背景

日本の学校教員は、受け持つ業務が多く、世界一多忙だと言われています。一方で、近年、従来の教科指導だけでなく、生徒が自ら課題を立て、その答えを導き出す探究学習のような新しい学びも加わり、教員自身もこれまでとは異なる役割や指導方法が求められるようになりました。

学校と地域の間の橋渡し役として、児童や生徒の効果的な教育環境を整えるために、地域教育コーディネートの重要性が高まっています。学校と地域社会の連携が強まることで、学校内だけでは提供できない経験や学習機会が提供され、子どもたちの成長に大きな影響を与えることができます。

地域には、企業やNPO、文化・スポーツ施設・団体、専門家など、多様な教育資源が存在しています。しかし、これらの資源が学校や教育活動とつながらない場合、その潜在能力は活かされません。地域教育コーディネートは、こうした地域資源を効果的に結びつけ、子どもたちの学びの幅を広げる役割を果たします。