2015/12/05
本日は、「Vision Sharing Day 2016」を開催しました。「Vision Sharing Day」(2015,2014,2013,2012,2011)は、当法人で活動している全スタッフや関係者を対象に年一回開催される全社会になります。本会は、昨年度の活動をふりかえり、今年度の団体の方向性や取り組みについて共有する会です。今回は、国内の子どもの貧困問題に取り組まれている公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンより、代表理事の今井さん、東京事務局の山本さんをゲストにお招きしました。今年も、当団体に入会して間もないスタッフから活動歴の長いスタッフまでたくさんのスタッフにご参加いただき、日々の活動を俯瞰する貴重な場と機会となりました。
今回は、「あそびの達人」やキャンプの際の活動写真、保護者様からのコメントを盛り込んだスライドショーを上映し、参加スタッフから当時のエピソードを話してもらいながら、今年度の活動をふりかえりました。「あそびの達人」での野外料理や科学実験、アスレチックのときの写真や、キャンプでのスキーやラリー、ツリークライミングなどの写真が次々と流れ、笑ったり懐かしんだりしながらスライドショーを楽しみました。
会の中で、「本番の日が雨予報で変更が多く大変だったけれど、企画チームのメンバーが一生懸命準備してくれたのが印象に残っている」「活動にかかわるスタッフが、子どもにとってどれだけ重要な存在か実感したキャンプだった」など、当時感じた様々な話が聞かれました。入会して間もないスタッフは、「初めての活動のときは不安もあったけれど、子どもたちが明るく話しかけてきてくれて不安が吹き飛んだのを覚えている」「子どもたちにたくさんのことを教えられるように、自身の力をもっとつけようと思った」というような話をしていました。
また、保護者様からのあたたかいコメントは、スタッフのやる気をさらに燃やす活力となったようでした。「キャンプから帰ってきたわが子が、自ら片付けをするようになった」「夢職人の活動だと、対人関係がスムーズにできるようで楽しめている」などのコメントを見て、ゲストから、「体験活動が子どもの成長に大きく貢献することを改めて感じた」といった感想をいただきました。スライドショーの終了後は、代表の岩切より、継続的に活動を続けているスタッフや昨年度、特に精力的に活動に参画していたスタッフの表彰、昨年度の活動報告と今年度の事業計画について説明がありました。
今回も、団体のビジョンや今年度の方向性を共有する貴重な場となりました。今後、より多くの子ども達に夢職人の活動を届けられるように、組織の一体感を高め、スタッフ一人ひとりが主体的に活動していこうと思います。
(コアスタッフ あゆ)