理事長
岩切 準 (Jun Iwakiri)
<経歴>
1982年東京生まれ。東洋大学大学院社会学研究科社会心理学専攻修了。認定NPO法人「夢職人」理事長。公益社団法人「チャンス・フォー・チルドレン」理事。
高校時代は、地域の子ども会活動をサポートする「ジュニアリーダー」に従事。大学在籍中の2004年に首都圏を中心に、子どもや若者を対象とした社会教育事業や社会福祉事業を行う「夢職人」を設立。2008年にNPO法人化し、理事長に就任。自然体験・野外活動、スポーツ・レクリエーション、科学・文化・芸術活動、社会体験・キャリア教育等の多様な体験活動を取り組む。
2011年の東日本大震災後には、避難所のリサーチ・アセスメントを行い、特別な支援を必要する被災者と専門性の高いNPOをつなぐ「被災者とNPOをつないで支える合同プロジェクト」(つなプロ)宮城県南部・最北支部長を務めた。その後も首都圏での「東日本大震災ボランティア合同説明会」を主催し、原発事故の影響から子ども達を守る「ふくしまキッズ」の被災児の支援に携わった。
2013年3月に子どもや若者の成長を支えるウェブメディア「Eduwell Journal」を立ち上げ、編集長に就任。2014年1月からは、経済的な理由によって学校外教育を十分に受けることが出来ない子ども達に対して支援を行う公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンの理事に就任。コロナ禍となった2020年からは、経済的な事情を抱える子育て家庭に対して、デジタル技術を活用した子どもの「食」応援クーポン事業「Table for Kids」を開始した。
【2015年4月~2020年3月】NPO法人全国検定振興機構・理事:民間の検定団体の運営に関する支援や検定試験の質的向上のための調査研究及び検定試験の普及促進を行う。
【2016年5月~2018年5月】NPO法人教育支援協会・理事:地域・家庭における教育力の育成・向上を目指し、教育NPOの全国ネットワークの構築を行う。主に自然体験活動の担当役員を務める。
<委員等>
・東京都教育庁地域教育支援部「区部ユース・プラザ基本構想検討委員会」(2023年~2024年)
・江東区立第五大島小学校評議員(2005年~2020年)
<関連書籍・寄稿>
・「体験格差」講談社現代新書(2024/4/18)
・「キャリア教育の射程」実業之日本社 (2023/6/15)
・「つないで支える。災害への新たな取り組み」亜紀書房 (2012/8/8)
・「なぜ、アナタの話は子どもに伝わらないのか?-子どもの前で話す際に注意すべきこと」月刊公民館 平成24年7月号 662号 特集「子どもが主役の公民館活動」
・次世代を担う子どもたちからの発信 児童健全育成フェスタ2009「じどうかん あそびの宝島」報告書(2010年3月)第2部研究 子どもの主体性を育むために 第2章 仲間づくりをサポートする
・「子どもや青少年の社会的な成長と発達を支える場や機会をつくる」月刊社会教育 平成21年8月号 No.646
・次世代を担う子どもたちからの発信 児童健全育成フェスタ2008「じどうかん あそびの宝島」報告書(2009年3月)第2部研究 子どもの主体性を育むために「今なぜ、『子どもの参画』が重要なのか」
・「社会教育が地域を変え、社会を変える!」月刊社会教育 平成20年2月号 No.628
・「『蛾』にするか?『蝶』にするか?-言葉の力で魅せる!」月刊公民館 平成18年11月号 594号 特集「公民館職員の企画力!」
・「ひとりひとりが輝くことのできる環境醸成を目指して-『場』としての居場所づくり」月刊公民館 平成17年8月号 579号 特集「子どもの居場所づくり」
・「社会的排斥の経験が他者感情の認知に与える影響『仲間はずれ』がもたらすもの」日本社会心理学会 第46回大会発表論文集(2005)p.678~679
<参加プログラム>
・体験活動セーフティーマネージャー(ASM):プラムネット株式会社(体験活動リーダーズアカデミー)
・Panasonic NPOサポート 課題解決プロジェクト/NPOマーケティング研修(2010年度)
・ゴールドマン・サックス教育社会起業家・NPO支援プログラム(2009年度)
・第6期NEC社会起業塾(2007年度)
<リンク>
twitter:http://twitter.com/jun_iwakiri
Facebook:http://www.facebook.com/jun.iwakiri
NewsPicks:https://newspicks.com/user/163482
副理事長/職員:コーディネーター
横山 優 (Yu Yokoyama)
<経歴>
1994年生まれ。法政大学キャリアデザイン学部卒業。大学1年生から夢職人のボランティアスタッフとして活動を始める。以後、コアスタッフを務め、団体の運営に携わる。大学卒業後、人材サービス業を行う民間企業に務め、2021年10月より当法人の職員(コーディネーター)になる。
・国内旅行業務取扱管理者(国家資格)
・体験活動セーフティーマネージャー(ASM):プラムネット株式会社(体験活動リーダーズアカデミー)
<コメント>
初めは自分自身が成長したいと思って、始めた活動でした。しかし子どもたちの成長を真剣に考えるスタッフや、「また一緒に遊びたい」と言ってくれる子どもたちとの出会いを通じ、団体のため、そして来てくれる子どもたちのため自分が力になりたいと思うようになりました。僕自身、夢職人での様々な人との出会いや経験はとても大事なものになっています。これは、子どもたちの成長にとっても同じことが言えると思います。夢職人が、子どもたちにとって様々な経験ができ、「あんな大人になりたい」と思ってもらえるスタッフに出会える場になるよう一生懸命活動していきたいと思います。
副理事長
畑 美里 (Misato hata)
<経歴>
1993年生まれ。大阪市立大学経済学部経済学科卒業。現在、情報通信業を行う民間企業に勤める。2017年より夢職人のボランティアスタッフとして活動を始める。以後、コアスタッフを務め、団体の運営に携わる。
<コメント>
夢職人での活動を通して、私自身様々な経験をさせていただいています。多様な人との関わりや体験は、子どもにとっても大人にとっても、自身の経験に繋がります。その経験は記憶ではなくいろんな感情を伴った思い出となり、時に前向きに進む原動力になることもあるかと思います。多様な人との関わりの中では、楽しいことがあれば悩むことももちろんあります。子どもと一緒に考え、学び、共に成長するような活動ができるよう努めます。
・体験活動セーフティーリーダー(ASL):プラムネット株式会社(体験活動リーダーズアカデミー)
理事/職員:コーディネーター
山田 友紀子 (Yukiko Yamada)
<経歴>
1988年生まれ。日本女子大学家政学部児童学科卒業。大学在学中の2008年よりボランティアスタッフとして活動に参画し、2012年から理事に就任。大学卒業後、市川市公立幼稚園、東京都公立幼稚園教諭を5年間務め、2016年4月より当法人の職員(コーディネーター)になる。
保育士資格/幼稚園教諭一種免許/小学校教諭一種免許
・体験活動セーフティーマネージャー(ASM):プラムネット株式会社(体験活動リーダーズアカデミー)
・小児救命救急法[EFR–CFC](国際資格)
<コメント>
団体に継続的に関わる中で様々な人と出会い、体験をし、多様な考え方に触れ、自分自身大きく影響を受けたところがあります。「こうなりたい」と思える人たちがそばにいること、その人たちが支えてくれること、それは人が前向きに生きていくためにとても必要なことではないかと感じています。今後の社会を担っていく子どもたちにとって少しでも価値のある場を作り出していけるように、まずは小さくても一歩、踏み出していきたいと思っています。
理事
阿部 聡子 (satoko abe)
<経歴>
1987年生まれ。横浜国立大学教育学研究科学校教育臨床専攻修了。心理職として東京都に入職した後、2014年より夢職人のボランティアスタッフとして活動を始める。以後、コアスタッフを務め、団体の運営に携わる。
臨床心理士/公認心理師/社会福祉士/精神保健福祉士/小学校教諭一種免許
<コメント>
仕事を通してさまざまな子どもやご家庭に関わる中で、子どもたちが発達過程で多様な経験や地域の方々との交流の場を持つこと、地域に帰ってこられる拠りどころがあることの大切さを感じるようになりました。また団体での活動を経て、きっかけは違えど子どもたちの成長のための一助となりたいという思いを持ち、真剣に活動に携わる人達との出会いもありました。このような思いを子どもたちの成長を支える活動の場という形にして還元していけるよう、精一杯努めていきたいと思います。
●インタビュー:自分の関わり方次第で、子どもたちの可能性を引き出していける。
理事
本多 雄一 (Yuichi honda)
<経歴>
1986年生まれ。獨協大学経済学部経済学科卒業。現在、銀行業を行う金融機関に務める。地域に密着し、継続的に活動する団体のビジョンに共感し、大学4年生の際に、ボランティアスタッフとして活動を始める。以後、コアスタッフを務め、団体の運営に携わる。
・ファイナンシャルプランニング技能検定1級
<コメント>
団体に参加し、異なる職業、価値観を持つ人たちとの共同作業によって活動を創り上げることに、多様性を育むきっかけが多いことを感じます。未来の社会を築いていく子ども達に対して、多くの体験や多様な人との関わり合いを通じて、感受性を育み、多様性を受け入れるきっかけとなる場を提供し続けたいと思っています。地域に根差した活動を通じて、少しずつ社会に価値ある活動を広げていけるよう努力して参ります。
監事
慶野 誠 (Makoto Keino)
<経歴>
公益社団法人全国公民館連合会 事務局次長
<コメント>
夢職人では人と人とのつながりを重要視しています。それは人も組織も同じことで、多くの人々に支えられて成長していきます。これから出会うであろう様々な意見に耳を傾け、そのすべてを糧にして有意義な運営をしていくことが大切だと思います。私は監事としての役割を担っていきますが、皆様にも「あたたかい目と厳しい目」の両方で若い力を見守っていただければ幸いです。
職員:チーフマネージャー
鈴木 諒 (Ryo Suzuki)
<経歴>
1982年東京生まれ。関東学院大学文学部社会学科卒業。生まれも育ちも現在も江東区に在住。家の近所の公立の小学校・中学校に通い、地 域の中で育つ。姉が「ジュニアリーダー」に所属していたということもあり、自分もメンバーの一員に加わる。そこで代表理事や副代表理事と出会い、活動を共 にする。活動を続けていく中で、地域・社会教育の大切さや重要性に気づき、「夢職人」の設立メンバーに加わる。
・国内旅行業務取扱管理者(国家資格)
・体験活動セイフティーリーダー(ASL):プラムネット株式会社(体験活動リーダーズアカデミー)
<コメント>
「人と人との関係性が希薄になった」とよく言われています。これは果たして本当のことなのでしょうか?私はそうは思いません。人と人との関係性が希薄になった のではなく、人と人とが接する機会そのものが少なくなっているのではないでしょうか?人と人とが接する機会を創造することが社会をより良い方向へ向かわせ る大きな力となると思います。人は人に支えられながら生きています。そして、人は人を支えながら生きています。夢職人の活動を通じて、人と人とのつながりをたくさん創り出し、より良い社会になる手助けができればと思います。