「子どもを自由に、のびのびとあそばせてあげたい!」こういった思いは、子どもを持つ親ならだれでも持っているものですよね?やったことのないことをやってみることは子どもたちにとって最高に楽しい瞬間!たっぷり五感を使って、様々なのことに興味を持ち、創意工夫をし、挑戦し、失敗しながらのびのびあそんだ経験は、子どもたちの心の中に大切なものを残してくれます。でも残念なことに、都市部では子どもが遊べる自然や空き地もなく、公園も禁止看板ばかりで子どもを思いっきり遊ばせてあげられる場所がなかなかないのが実状です。
子どもたちがもっと自由に、創造的にあそぶ場所を―。そうした思いをかなえる場所が、「プレーパーク」です!私達は、毎月第二土曜日に都立木場公園の中でプレーパークの活動をしています。子どもが思いっきり遊べる場所を探しているみなさん、ぜひ、お子さんを連れていらしてください。
●今月の木場プレーパークの開催情報はコチラ♪
●これまでの木場プレーパークの様子♪
▼「プレーパーク」ってこんなところです!
「危ないからダメ」ではなく、子どもたちの自由な発想で、子どもたち自身が作り出す遊び場です。普通の公園と違って、整備されていたり、特別な遊具があるわけではありませんが、親や地域の人たち、プレーリーダーが見守り、誰もが自分らしく思いっきり自由に遊ぶことができます。子どもたちは自由に来て、のこぎりやトンカチ、絵の具などの様々な道具を使い、土や水、木といった自然の素材、布や段ボール等の廃材などで思い思いにあそぶことができます♪自然やさまざまな人との関わりの中、子どもたちは遊びを通じて、いろいろなことを感じながら生きる力を育みます。
プレーパークではこんな光景がよく見られます。大きな穴をスほって落とし穴を作る。泥団子をつくって投げ合う。ロープを使って手作りの遊具を作る。木をのこぎりで切って釘をトンカチでたたいて、自分だけのおもちゃを作る。絵の具で気の向くままに絵を描いてみる。遊んでいるうちに新しいお友達ができる。名前をつけられない遊びも含めて、大人が見守りながら、ちぃちゃい子も大きい子も元気いっぱいにあそんでいます!
・「プレーパーク・冒険遊び場」の詳細(NPO法人日本冒険遊び場づくり協会)
・English:The Japan Times “Kids can learn a lot from the great outdoors”
▼木場プレーパークのこれまで
江東区にある自然豊かな「都立木場公園」に”プレーパーク(冒険遊び場)を作りたい”と願うメンバーが集まって2007年7月に「木場プレーパークぼうけん隊」が発足しました。この前身は、2003年9月に発足した未就園児が対象の自主保育サークル「深川あそび隊」。木場公園の豊かな自然・素敵な環境を もっと活用できる方法はないだろうか。子どもたちをもっとのびのび遊ばせてあげたい。子どもたちの心の中に、大切な何かを残してあげたい。そんな想いで活動しています。2009年3月より当法人が主にプレーリーダーで協力をしています。平成22年度は、江東区協働事業提案制度採択事業「プレーパーク(冒険あそび場)運営事業」として採択されました。