2015/10/11
「アルプスの森キャンプ2015」2日目の朝は、ザアザアと雨の降る音で起きました。広場での朝のつどいは雨のため中止となり、各ロッジにて朝の集いを行いました。朝のつどいは大きな声でキャンプの挨拶をしてからスタートです。一日のスケジュールを確認しました。その後、朝ご飯をしっかり食べて、活動の準備をしました。
午前中は、雨天のため、室内でレクリエーションを行いました。まずは、準備体操として体を動かして遊ぶゲームを行いました。その後、英語を使った遊びや、新聞紙を使った遊びを行い、班での協力が求められるレクリエーションを楽しみました。まだ、1泊2日ですが、仲間の発言や行動に注意を向けながら助け合う姿が印象的でした。この時間で班の結束をより高めることができました。
今度はより高度な参加者全員で協力し合うゲームを行いました。一本の長いロープをみんなで掴み、指定された形にロープを変形させていきます。誰がリードするかも決まっておらず、その場面ごとにみんなの自主性が求められます。一番の難問だった形では、高学年の子がリーダーシップを発揮し、細かい指示をしながら綺麗な形を作ることができました☆
レクリエーションが終わった後はお昼ご飯です。この時には皆の思いが天に届き、雨も弱まってきたので午後はツリークライミングを行うことになりました!
体育館から、今度は大きな木がある場所へと移動です。大きな木からはロープがたくさん垂れ下がっています。ツリークライミングを教えてくれるのは、「ツリークライミングジャパン」の有資格者の皆様です。昨年に引き続き、ご指導頂いた先生もいらっしゃいます。林業や造園業などを本業としており、子ども達は興味津々です。日本チャンピオンで世界選手権に出場した経験もあるベテランの先生からも教えて頂きました。
まずはじめに安全のため、ヘルメットとハーネス(安全ベルト)をしっかりと着用します。そして、樹木の四季の変化を模した楽しい準備体操で盛り上がりました。いきなり飛びついたら木もビックリしちゃいますので、まずみんなで登る樹木に挨拶をします。木からOKが出たらいよいよロープの扱い方を先生から教わります。どんな風に結んだり、登っていくのか子ども達も真剣に話を聞いていました。
以前のキャンプで何回か経験のある子は、スイスイと木を登っていきます。あっという間に高いところに到着し、高いところから見える世界を楽しんでいました。また別の高いロープに移って登り、景色の違いも楽しんでいました。初めてチャレンジする子も怖がることはなく、何度も何度も動作を繰り返しながら頂上目指して登りました。途中で「楽しいぞー!」と大きな声で叫んだり、「ここでマンガでも読みたい!」「カレーパンを食べたら美味しそう!」ととても楽しそうでした。
夕食を食べ終わった後は、2日間お世話になった感環自然村の皆さんを送る会をしました。子ども達を代表して高学年や中学生からお礼の言葉をお伝えし、先生方からメッセージを頂きました。また今度、会いましょうと約束してお別れました。
この日の夜は、班の仲間と過ごす最後の夜です。夜の山の探検へ出かけたり、山で集めた材料でアート作品やドングリゴマを作ったりしました。森の自然を使った大切なお土産ができたようです。班でのひと時を楽しんだら、お風呂に入り、あっという間に寝る時間です。明日はおそば、おやきづくり。ゆっくり休んで明日も楽しもう!
(サポートスタッフ りょうま)