2016/05/14
2016年5月の木場プレーパークが開催されました。当日は晴天に恵まれ、半袖の子どもたちが元気いっぱいに公園内を遊び回る姿がありました。
木工コーナーでは、ノコギリやトンカチを使い、様々な作品が子どもたちの手によって作り出されていました。船や飛行機などの乗り物類、またピアノやビー玉迷路など、見ているスタッフが驚いてしまうほど高度な作品がたくさん生まれました。中には妹へプレゼントするために、慣れないノコギリで木の板を一生懸命ハート型に切る心優しい子どももいました。普段使う機会が少ない工具を体験できるのが、まさにプレーパークの魅力と言えるでしょう。
手芸コーナーでは、布や毛糸などを使い、シュシュやネックレスなどのアクセサリー類から、カードケースやスカートなどの実用的な物まで作り出されていました。裁縫道具を使うことは子どもにとって難しいことです。近くにいるお兄ちゃんお姉ちゃんの真似をしながら、一生懸命作る子どもたちの姿が印象的でした。中には子どもが作る物につい手を出してやりたくなるお父さんお母さんの姿も・・・(笑)子どもから大人まで夢中になれるのが手芸コーナーの特徴でもあります。
泥んこコーナーでは、大きな穴を掘って、その中に水を溜めて作る「泥んこプール」が生まれました。大きなプールを作ろうと必死に穴を掘る姿やその穴に水を溜めようと一生懸命水を運ぶ子どもたちの目は輝いていました。泥だらけの姿は、子どもたちが身も心も開放させ、思いっきり遊んだ証です。親御さんは「洗濯する身にもなってよ!」と言いたいところですが、「たくさん遊べてよかったね。」と声をかけてあげてください。
ロープコーナーでは、木と木の間に張ったロープの上を渡るゲームが人気でした。ロープの所々には貼ってある点数にタッチして何点取れるかを競い合ったり、何秒で渡り切れるかをお友だちと競い合ったりする姿が見られました。また、木と木の間にビニールテープを張り巡らせた「クモの巣」状態の中で子どもと大人が混じって鬼ごっこをするゲームも盛り上がりました。ロープコーナーでは仲間や集団を作りやすいため、人との関わり方を学ぶ場所でもあります。まさに子どもたちの心・技・体、全てを成長させてくれるコーナーではないでしょうか。
アートコーナーでは、段ボールと絵の具で作られた素敵なまちが生まれていました。今回は大量の段ボールを使った特別企画です。段ボールの数は約150枚!!コーナーには子どもたちが思い思いに作る家が立ち並びました。さらにその家には様々な色が塗られていき、あっという間にオリジナル作品で賑わいました。子どもたちが思い思いに楽しく絵を描いたり、色を塗ったりしていく中で、想像する楽しさやのびのびと表現する楽しさを感じてもらいたいと思っています。
今月もベーゴマの達人が遊びに来てくれました。大人が懐かしいと夢中で遊んでいると、子ども達も楽しそうだと集まっていました。なかなかすぐに上手く出来ないけれど、それがまた子ども達を夢中にさせているようでした。いつか大人に勝てるくらい上達してもらいたいなと思います。
次回のプレーパークは、6月11日(土)に開催予定です。次回もたくさんの子どもたちと遊べることをスタッフ一同楽しみにしています。たくさんのご参加をお待ちしています。
(プレーリーダー きむにぃ)
▼これまでの木場プレーパークの様子♪(2009年4月~2015年5月、2015年6月以降)