2016/09/10
2016年9月の木場プレーパークが開催されました。当日は心地の良い晴天に恵まれ、多くの子どもたちが遊びに来てくれました。7月が雨天中止となり、8月が定休月でしたので、2ヵ月ぶりのプレーパークの開催となりました。今回も木工、手芸、泥んこ、ロープ、絵具のコーナーを設け、どのブースでも常に子どもたちの元気な声が響き渡っていました。
木工コーナーでは、木の板や釘、ボンドを使って子どもたちは自分だけの作品を一生懸命作っていました。イス、剣、物を入れる小さな箱やミニチュアの家など、今回も多くのかっこいい作品や可愛い作品ができました。中には何も考えずにとりあえず板と板を釘でつなぎ、「あ、これは○○に似ている!」という風に、作りながら作るものを考える想像力豊かな子もいました。木工コーナーでは、親子が共同で作業していることが多く、子どもでは難しい作業はお父さんがやってあげたりなど、お父さんお母さん方も熱中して、子どもたちと一緒に作っていました。想像力を働かせながら、親子協力し合い一つの作品を作る、というのが木工コーナーの醍醐味ではないでしょうか。
手芸コーナーでは、布、針、糸を使って、子どもたちはたくさんの小物を作りました。鞄やネックレス、ワンピース、リボン、ぬいぐるみ、カチューシャなど、可愛い小物ばかり!やり方を教えてもらいながら、一生懸命取り組んでいました。手芸コーナーで作品を作っている子どもたちの表情は真剣そのもの。なので、完成した時の表情はとっても嬉しそうでした。作ったものをその場ですぐに身に着ける子もいました。首に自分で作ったリボンぶら下げた小学生の女の子が、「これ私があそこで作ったんだよ!可愛いでしょ」と得意げに見せてきたので、「え、自分で作ったの?凄いね!」と褒めると、とっても喜んだ表情をしていたのがとても印象的でした。
いつも人気の泥んこコーナーでは、絶えず子どもたちの楽しそうな声が聞こえました。気温が少し高い中、泥の中で遊ぶ子どもたちはとても気持ち良さそう!今回は、泥の山と川とダムを作り、山の上から水を流したりして遊んでいました。中には全身泥まみれの子や、温泉みたいに泥の中に浸かっている子もいて、泥遊びを体全体を使って存分に楽しんでいました。子どもたち同士で泥団子を作ったり、シャベルで土をさらに掘ったりなど、泥で思いっきり遊んでいて、見てる側もつい泥遊びをしたい気持ちにさせられました。
ロープコーナーでは、木と木の間に張ったロープの上を渡ったり、バランスを取ったり、揺らしたりしながら遊んでいました。「あの木がゴールね!」と自分達でゴール地点を決めて、ゆっくりとバランスを取りながらゴールまで向かう遊びなどをしていました。「渡っている途中に「見て!見て!もうすぐゴールだよ!」と目を輝かせながら頑張っていました。ある子はロープを使って小さなハンモックを作ったり、ロープを使ってブランコをしたりなど自分で工夫をしながらロープ遊びを楽しんでいました。子どもたちが自分達の遊び方を見つけられるのがロープコーナーの楽しいポイントです。
午後から始まった絵具コーナーでは、段ボールに子どもたちがありったけの絵具を塗っていました。自分たちの好きな色を塗ったり、好きな絵を描いたり、手形や足跡を付けたりなど、絵具を思いっきり使って楽しんでいました。最初は茶色だった段ボールの門もコーナーが終わるころには、鮮やかでおしゃれな門に変身していました!中には色々な色を混ぜ合わせて、こだわりの色を作って楽しんでいる子もいて、色々な遊び方があるんだな、と感心させられました。
そして今回も、ベーゴマの達人が遊びに来てくれました。夢中になって大人がベーゴマで遊んでいると、子どもたちも興味深々でベーゴマ大人たちが遊んでいるのを見て、そして「遊びたい!」と言って、大人たちにベーゴマの回し方を教わっていました。難しいながらも何度もベーゴマに挑戦する子どもたちの姿は、とてもキラキラしていました。今後もプレーパークでベーゴマをたくさん練習して、上手くなってほしいな、と思います。
次回のプレーパークは10月8日に開催予定です。次回もたくさんの子どもたちと遊べることをスタッフ一同楽しみにしています。次回もどんな遊びが生まれるか楽しみですね。たくさんのご参加をお待ちしております。
(サポートスタッフ いっしー)
▼これまでの木場プレーパークの様子♪(2009年4月~2015年5月、2015年6月以降)