2017/01/21
2017年初回となる土曜学習に行ってきました。寒い中ではありましたが、当日は、多くの子どもが参加してくれました。私は、初めての土曜学習の参加で、今回は6年生を担当しました。担任の先生、ボランティアの保護者の方達と共に教室に入ると、まず一番に飛び込んできたのは子ども達の元気な笑い声。その元気な笑い声にパワーをもらいました。
当日は、普段は1時間目「国語」、2時間目「算数」と、時間と科目を分けて行うところを、1時間目に「国語」「算数」「英語」の全てのプリントが一度に配られ、1、2時間目の間で「どの問題からでも好きなように解いていい」ということでになりました。さて、プリントを受け取った子ども達は、問題を解き始めると、さっきまで笑い声はとたんに消え、「トントントンッ」と勢いよくプリントに文字が書き込まれる音が響き渡りました。子ども達の集中力と、メリハリに驚かされた瞬間でもありました。
今回、算数は「比例・反比例」で計算やグラフなど複雑な問題が出る中、分からない問題は友達に聞いたり、また周りにいる友達から「何に困ってるの?教えようか?」といった声かけが行われていました。国語では、分からない漢字は国語辞書や漢字辞典を使い答えが分かるまでとことん調べるといった光景も。プリントのマル付けを担当として周りを見回していた私は、その光景にとても感心しました。
また、私自身マル付けをしながら、子ども達が問題を解いた解答用紙のおしい解答に「△」や「おしい」といったチェックを入れると、「なんで?なんで間違ったの?」「どうすれば解けるの?」というように、解き方を熱心に聞く子もいました。そんな時には、私自身一緒に問題を解いてみたり、考えたりするなど、子ども達と同じ目線で問題に向き合う瞬間もあり、なかなか貴重な体験をすることができました。
休み時間になると、また元気な笑い声が教室中に響き渡ります。トランプ遊びをする子、校内の掲示物の作成に熱を注ぐ子などなど、勉強にそそぐ熱量と同じものが遊びにも注がれていました。まさに一生懸命。その言葉につきます。
あっという間に2時間目も終わり、お別れの時間がやってきました。終わりの時、担任の先生から「さて、土曜学習はあと1回で終わりです」という言葉を聞いた子どもたちは、どこか寂しそうに見えました。今回私が担当した彼ら6年生にとって、土曜学習は次回の2月で終わり。4月から彼らは中学生です。小学生から中学生に変わる、その大事な時期に土曜学習を通して、彼ら6年生の子ども達と関われたことを私はとても大事に思い、そして彼らと同じように寂しくも感じました。次回で最後になってしまうけれども、最後の土曜学習でも「一生懸命に勉強も遊びも取り組んでほしいな」と強く思いました。次回で2016年度の土曜学習も終わりです。次回も多くの子どもたちに会えることを楽しみにしています。
▼これまでの土曜学習の様子♪(2007年度~2014年度、2015年度以降)
(サポートスタッフ かいちゃん)