2018/02/09
本日は、今年度第二回目となる「ステップアップ研修会」を行いました。この研修は、入会3年以内のボランティアスタッフを対象に実施しており、子どもたちとの教育活動を行っていくうえで、必要な知識や考え方、技術などを習得してもらうことを目的としています。前回は、半日での実施でしたが、今回は「千葉市少年自然の家」で1泊2日の宿泊研修を行いました。
今回の研修のテーマは、「野外料理の基礎基本を学ぼう!」です。今回も講師は、社会教育指導主事や児童養護施設の勤務を経て、現在公立小学校で主幹教諭として勤めている当団体のスタッフと、高校生の頃から子ども会のボランティア(ジュニアリーダー)に従事し、当団体の設立メンバーの一人で、野外料理の実践経験が豊富なスタッフに登場して頂きました。さてさて参加したスタッフは、どんな2日間を過ごしたのでしょうか。
まず1日目のお昼に自然の家に着くと、施設内の見学を行いました。今回は、研修ですのでただ見学をするのではなく、子どもたちと活動することを想定して、その場所にどんな危険が潜んでいそうかをチェックしながら見学します。見学が終わった後には、当団体の職員である山田よりリスクマネジメントの講義を行い、体験活動では、小さな気の緩みも大けがに繋がってしまうことを改めて確認する時間になりました。
次は、いよいよ野外料理です。夢職人では、キャンプでの活動はもちろん、1Dayの「あそびの達人」でも野外料理のプログラムを多く行っています。スタッフとして活動する際に必要なナタでの薪割りから火付けの仕方、飯盒の使い方などをしっかりと学びました!そして、参加したスタッフをグループに分け、マスターした火付けで1日目の夕食としてシチューとカレーを作りました。皆で協力しながら作り上げた料理は格別の味がしました!
夜は、お楽しみのキャンドルファイヤーを行いました。各グループにスタンツといって5分くらいの寸劇を考えてもらい、お互いに見せ合いました。誰もが知っている物語をパロディーにした出し物が多く、どれもお腹を抱えて笑ってしまうようなスタンツが見られました!(笑)即興で考えてもらったにも関わらずどのスタンツも完成度が高く、恥ずかしさを捨てて全力で演技している姿を見て、スタッフの底力を感じました。ぜひ、子どもたちとのキャンプでも実施したいですね。
2日目は、1日目に学んだ火付けのテストを行いました。講師に丁寧に教えて頂いたおかげで、どのスタッフも一人で火をつけるまでに成長することができ、とても自信に満ち溢れた顔をしていました。3月のキャンプで作る予定のバウムクーヘン作りも行ったのですが、この野外料理では火の維持がとても重要です。どのタイミングで薪を入れていくと良いか、こちらもしっかりと学ぶ体験ができていました。気になるバウムクーヘンは、スタッフもびっくり!お店で売られているようなきれいな層が出来上がっていました!
2日間の研修でしたが、多くのプログラムを行い濃い時間になっていたのではないでしょうか。まずは、スタッフ自身が知識や経験を持っていないと子どもたちに教えてあげられないことがあります。子どもたちの成長を支える団体として、これからもこのような研修を定期的に行っていく予定です。ぜひ、次回のご報告も楽しみにしていてくださいね!
(副理事長 よこ)