2018/05/19
本日は、6月2日~3日の1泊2日で実施する「みんなで作ろう!子ども村」のスタッフ事前打ち合わせ会を実施しました。「子ども村」は、福島県東白川郡鮫川村という、自然がとっても豊かな場所で農業、自然遊び、料理、動物のお世話など、“一つの村で暮らすように過ごす”ことがコンセプトの活動です。今回は、鮫川村で自然体験・里山体験を多くの子どもたちに向けて提供し続けている「NPO法人あぶくまエヌエスネット」さんにご協力をいただきながら、1泊2日の活動を実施します。
まずは、子ども村がどのような活動なのか?という主旨を確認していきました。先にも述べたようにコンセプトは“村”です。大まかな流れは決まっていますが、例えば、自由な遊びの時間に何をするのか?などは決まっていません。村でどのように過ごすのか、どのような約束事を決めるのか、生活に関わる役割をどのように分担していくのか?などを子どもたち自身が決めていくことを目指します。3年生以上が対象の活動となるので、子どもたちの中からまとめ役が出てきたり、リーダーシップをとる子どもが出てきてほしい。そんな願いや方向性を、まずはスタッフ間で共有していきました。
現地の場所も、写真などで確認していきました。実は、今回の場所は、2年ほど前まで実施していたスタッフ向けの「ワークキャンプ」で年3~4回ほどおじゃまさせていただいていた場所だったので、行ったことのあるスタッフからは「なつかしい!」という声や、「これが楽しかったよね」という思い出深いエピソードも飛び出しました。日常的に農業や林業に携わる機会がなかなかないので、貴重な経験をさせてもらっていたことを改めて思い出しながら、今回は、子どもたちと一緒に体験できることに、ワクワクが膨らんでいきます。
最後は、今回の活動がより子どもにとって充実した機会となるように、スタッフとしてどのように関わればいいか?をみんなで考え、シェアをしていきました。子どもの主体性を引き出していくにはどうしたらいいのか?スタッフとしてはどのように関わっていけばいいのか?など、具体的なシチュエーションをあげながらみんなで考えていきました。新しい活動だからこそ、特に初回が重要になるので、次につなげていけるよう、スタッフ同士で連携をして、進めていきたいと思います。当日まであと1週間ちょっと!みんなと一つの村を作り上げられることを、とても楽しみにしています!
(副理事長/職員 山田)