2020/08/21
8月20日、21日に「Summer Base Camp」を開催しました。この活動は、新型コロナウィルスの影響により遠出や室内、大人数等での活動が難しい状況となったことを受け、新たな形式の活動として計画したものです。9月からの本格開催に向けて、今回、プレ実施しました。
「Base Camp」は「基地」という意味です。子どもや大人が集い、多様な体験や多様な人との関わりを楽しめるような活動を目指したいという意味を込めています。今回は、全部で3つのコースを開催!午前と午後にそれぞれ好きなコースを選んで楽しみました。
朝、集合場所にやってきた子どもたちは、心なしか少し大きくなったように見えました。久しぶりの再会を喜びつつ、大きな緊張もなく自然体でいる姿を見て、安心しました。
スポーツ・レクリエーションコースでは、フリスビーや大縄を使った遊びや鬼ごっこなど、たくさん身体を動かして遊びました!
久々に会うお友達やスタッフとあいさつ、準備体操をしたら、いざスタート。
まずは、フリスビーを使ったドッヂボール「ドッヂビー」をしました。思ってた方向とは別のところに飛んでいくのも、また面白い!それぞれで投げ方を工夫している様子も見られました。相手チームに当てたときは、「ナイス!」と自然と声をかけ合っていましたね。
そして、次は大縄。一人ずつ跳んでみたり、みんなで何回跳べるか数えてみたり。2日目は、2本の縄を使ってダブルダッチに挑戦している子もいました。初めは跳ぶことに躊躇していた子も、「ちょっとやってみる」とそれぞれのペースで楽しむことができました。
最後は、鬼ごっこ遊びです。氷鬼では、「助けてー!」と声を掛け合いながら、広場を走り回って遊びました。まだまだ遊びたかったくらい、あっという間の時間でした。
アウトドアコースでは、釣りを行いました。集合場所から15分ほど歩くと川に到着!到着すると、釣り名人のスタッフが釣りの準備をして待っていました。はじめに釣りの方法やどんな魚が釣れるのか、エサの付け方、釣りをする時に気をつけることなどのお話がありました。
さあ、いよいよ釣りへ挑戦です!1人1本ずつ釣竿を受け取り、釣り針に餌をつけていきます。この作業がとても難しい。それにエサが怖くて触れないお友達もいました。
全ての準備が整い、やっと釣り開始です。ある程度の時間ごとにポイントを変えながら釣りをしていきました。魚は見えるのに釣れなかったり、エサだけ食べられてしまったりと、なかなか簡単には釣れません。それでも飽きることなく、釣りに熱中していました。
どこなら釣れそうか、どうしたら釣れるのか、一人ひとりが自分で考え試行錯誤しながら釣りを楽しんでいました。何人かの友だちは見事!魚を釣り上げました。その時の笑顔は、その日一番の笑顔でした。
釣りの時間はあっという間に過ぎていき、帰りの時間になってしまいました。釣れた子も釣れなかった子も、きっと夏休みの思い出になったと思います。
工作・クラフトコースでは、「ミニ黒板」を作りました!自己紹介をしたら、早速、作業を始めます。
まずは、黒板シートを切ります。学校の黒板のような四角い形に切っている子もいれば、リボンや食べ物など、自分のお気に入りの物の形にしている子もいました。
黒板シートにはチョークで絵や文字を書くことができるので、実用性も考えて切っていきます!子どもたちは、趣味や学校の話をしながら楽しい雰囲気で作業していました。
次に絵の具で板に色を塗ります。先程切った黒板シートに合うように、色を塗っていきます。全面を一色で塗っていたり、沢山の色を少しずつ塗ってカラフルな板にしていたりとそれぞれ、こだわって作っていました!
板の絵の具が乾いたら、黒板シートを板に貼り、最後に、板に飾り付けをしていきます。子どもたち同士、他のお友達の飾り付けを見て参考にしたり、デザインをほめあったりする場面が見られました。
貝殻を組み合わせて海っぽさを出したり、カラーサンドを使って自分の名前を書いたりして、個性の溢れる作品が出来上がりました!作品を作り終えて時間が余ったら、作った黒板にチョークで絵や文字を描いたり、お絵かき対決をしたりして、みんなで盛り上がりました。
とっても暑い2日間でしたが、こまめに水分補給や休憩を取り、最後まで元気に遊ぶことができました。久しぶりに子どもたちに会えて、スタッフ一同、大変嬉しい気持ちでいっぱいでした。
まだまだ感染症対策をしながらの日々ですが、私たちにできることを引き続き模索し、子どもたちにとっての「楽しみ」を創り続けたいと思います。
また次の活動で会おうね!
(プロジェクトメンバー はたちゃん・わっさん・よっしー)