2021/02/21
2月21日(日)に、オンラインプログラム「学びと仕事の図鑑」を開催しました。子どもの社会への興味関心を高め、将来について考えるきっかけづくりを目指したキャリア教育プログラムで、今年の1月より新しくスタートしたものです。
前回に参加した子どもからリクエストの多かった身近な職業から、見えない所で私たちの生活を支えている職業まで、多様な職業の夢職人のスタッフがゲストスピーカーとなり、子どもたちからの質問を交えながら様々なお話をしました。
今回、ゲストスピーカーとして登場したのは、「パティシエ」「システムエンジニア」「小学校教員」の3名です。
まずはゲストスピーカーの自己紹介。
「パティシエは男の人と女の人、どっちが多い?」「飛行機はどうやってぶつからずに飛んでいるの?」など、クイズを交えながらそれぞれのお仕事についてお話を聞きました。学校の先生など身近な存在でも、教室の外でどんなことをしているのかといったお話は新鮮だったようで、子どもたちはメモを取ったり、真剣な表情で画面を見つめる様子が見られました。
3人の自己紹介が終わったら、子どもたちはさらに詳しくお話を聴いてみたいスタッフを選びます。そして、少人数のグループにわかれてお話タイム。
グループ分けの時間に「大人って何だろう?」というテーマでお話をしましたが、5分ではとても終わらないほどに深い話が出てきました。次の機会に、もっと詳しくお話ししてみたいです。
パティシエのスタッフのグループでは、お菓子づくりに興味のある子どもたちから質問の嵐!仕事場の写真や1日の様子を聞いたり、100人分のデザートを4-5人で作っているという話を聞いて驚いている子もいました。
ケーキを1人で作れるようになるために何年もかかるとスタッフが話すと、子どもたちは最初は意外そうな顔をしていましたが、「『1個失敗してもいいや』じゃなくて、皆においしいケーキを食べてもらうために全部のケーキを綺麗に焼かなくちゃいけない」と聞いて、納得した様子でした。
システムエンジニアのスタッフのグループでは、学校でプログラミングの授業を受けている高学年の子どもたちから、プログラミングの勉強の仕方についての具体的な質問もありました。
仕事で大変だったことのお話では、実際にスタッフが関わった仕事についてニュースになっていることを知って、システムエンジニアの仕事が自分たちの生活に深く関わっていることを実感したようです。
小学校教員のスタッフのグループでは、「どうして小学校の先生になろうと思ったの?」「一番楽しかったことは?」といったお話から、「ダンスは先生たちが考えているの?」「英語はできた方がいい?」といった質問まで、色々なテーマでお話ししました。
子どもたちにとっては身近な職業ですが、普段、先生とはなかなか「仕事」の話をする機会がないために、子どもたちからはたくさんの質問が出ていました。
グループでのお話が終わった後は、「スタッフの仕事に対する想いが聞けて良かった」「知らなかったことが知れてよかった」といった感想を聞かせてくれました。25分のグループでのお話は、あっという間だったようです。
さて、来月は更に別の職業・学業のスタッフがスピーカーとして登場予定です!どんなお話があるでしょうか。またみんなとオンライン上で会えるのを、楽しみにしています!
(コアスタッフ ありまっち)