2021/03/14
3月14日(日)に、オンラインプログラム「学びと仕事の図鑑」を開催しました。子どもの社会への興味関心を高め、将来について考えるきっかけづくりを目指したキャリア教育プログラムで、今年の1月より新しくスタートしたものです。
これまでの第1・2回では、学校の先生やパティシエなど、子どもにとっても仕事内容が想像しやすく、身近な職業を紹介してきました。今回は、子どもたちの日常ではあまり馴染みのないだろう(?)看護・学生、証券会社・営業、民間企業・人事の3名のスピーカーに登場してもらいました。
はじめは、スピーカー3人の簡単な自己紹介になります。
「看護学生は普段どんなお勉強をしているの?」「証券会社に入って知ったお金のしくみとは?」「人事という仕事はどんな仕事なの?会社での役割は?」など、大人にとっても難しい内容をクイズやエピソードを交えながら、上手に話していました。子どもたちは、一生懸命聞き、質問したいことや思ったことをメモに取っていました。
3人の自己紹介が終わったら、子どもたちはさらに詳しくお話を聴いてみたいスタッフを選びます。グループ分けの時間に「今すぐ働けるなら、働きたい?」というテーマでお話をしました。子どもたちの回答は、「はいといいえ」が半々で、大人の回答はほぼ「はい」と答えていました。質問を考えた時は、みんな「いいえ」を選ぶと予想していたので、スタッフで驚いていました。
グループに分かれた後の様子を、それぞれの職業ごとに書きたいと思います!
子どもたちの興味が高かったのが、クイズ形式で身体のしくみが学べるものでした!例えば、怪我をした時の治療法や、なぜその治療法なのかも教えてくれます。
クイズから派生して、「なぜその看護師になろうと思ったのか」のお話しも出てきました。なろうと思った経緯や、実際に勉強していて大変なことなど、リアルなお話しが聞けました!
こちらのグループもクイズを交えながら、奥深い金融業界についてお話ししました。「こんな言葉は知ってる!」と金融に関して子どもが知っているワードが出たり、普段聞けないからこその質問が飛び交っていました。
ニュースで聞いたことを実際に働いている方から、詳しく聴ける機会は滅多にないので、本当に貴重な会となりました。会が終わってからも、より詳しく聴きたいと子どもが残っていたのも印象的でした。
こちらのグループはデモンストレーションが特徴的でした。物や写真ではなく、実際にスタッフとスタッフが模擬面接などを行い、子どもに説明します。今までにない斬新な説明方法で、子どもたちはわかりやすそうでした。
人事という仕事のやりがいはなかなか目に見えないため子どもに伝えることが難しかったようですが、今すぐに理解出来なくても、子どもたちが将来仕事について考える時に、少しでも思い出してもらえたらいいなと感じました!
グループでのお話が終わった後は、「普段関われない人たちから、仕事について聴けて良かった。」という感想が出ました。
さて、次回は更に別の職業・学業のスタッフがスピーカーとして登場予定です!どんなお話があるでしょうか。これから、オンラインや対面でみんなと会えるのが楽しみです♪
(コアスタッフ なっちゃん)