2021/11/14
11月14日(日)に11月「あそびの達人」を開催しました。この日は朝から晴れていて、とても山登りにぴったりな天気でした。朝の集合場所の錦糸公園と深川公園では、みんな山登りに向けて楽しみそうな表情で集まりました。
それぞれの集合場所から高尾山までは、電車での移動です。電車での移動時間は約1時間30分と長い時間でしたが、各班ごとに夢職人がオリジナルで作成したガイドブックを見ながら静かに過ごしていました。高尾山で見つけられる植物や動物に興味を持ったり、高尾山の見どころとなっているお寺や吊り橋にワクワクしながら、現地へ向かいました。
紅葉のシーズンということもあり、高尾山口駅にはたくさんの人で賑わいを見せていました。まずは高学年と低学年で班ごとに分かれて、一緒に登る班のお友達との自己紹介をしたり、山に登る際の注意点を確認しました。「山頂に着くのが楽しみ!」「ガイドブックに書いてある植物を見つけたい!」など、みんなの早く登りたいという気持ちがたくさん伝わってきました。そして、準備体操をバッチリとしてから登山開始です!
登りのコースは、自然あふれる6号路です。今回のプログラムでは、オリジナルの「スタンプマップ」を使いながら登りました。決められた休憩スポットで、水分補給と同時に到達のスタンプを押していきます。「スタンプがたまってきた!」「ゴールまであと1つだから頑張る!」など、子どもたちは楽しみながら登山をしていました。また「手よりも大きい大きな葉っぱが落ちていたよ!」などの発見や、「川の水に触ってみたら、かなり冷たかったよ!」などの楽しさを感じていて、普段はなかなか味わえない自然を満喫した様子でした。
6号路の最後は、とても長い階段が待ち構えていました。約380段の階段は子どもにとっても大人にとっても大変だったため、お互いに「頑張ろう!」「あと少し!」と励まし合いながら山頂を目指しました。山頂についた時はみんなとても嬉しそうにしており、楽しみしていたお昼ごはんも美味しそうに食べていました。
お昼ごはんのあとは、お寺などの文化財がメインとなっている1号路と、自然を満喫しながら吊り橋を渡れる4号路のどちらか好きなコースを一人一人選んで下りました。1号路ではお寺や天狗を見ながら文化財を散策していき、4号路では下りでも自然を感じながら高尾山で唯一の吊り橋を渡っていきました。
そして1号路と4号路の合流地点では登山をした班ごとに集まり、登山と下山での振り返りを行いました。登山で楽しかったことや大変だったこと、また下山では1号路と4号路それぞれの様子を伝えあっていました。「みんなで山頂でヤッホーと叫んだのが楽しかった!」など、班のお友達と過ごしたことが思い出に残ったという声もありました。
振り返りをしたあと、みんなでケーブルカーに乗ってふもとを目指していきました。「ケーブルカー、ドキドキする!」と乗る前から楽しみな様子で、乗ってからも「トンネルがワクワクした!」「紅葉がきれいに見えた!」と登山中や下山中では味わえなかった景色を見ることができました。
1日を通して、高尾山の魅力にたくさん触れることができました。今後の活動でも、また元気な姿で一緒に遊べることを楽しみにしています!
(プロジェクトメンバー りな)