2022/08/09
9月11日(日)に開催予定の9月「あそびの達人」(高尾わくわくハイキング~探そう!感じよう!大自然のふしぎ)の実地踏査を行いました。
「9月のあそびの達人」では、高尾山の登山に挑戦します。都内で気軽にハイキングができるイメージのある高尾山ですが、世界一登山者の多い山だということをご存じでしたか?高尾山が多くの人々を惹きつける理由はたくさんあると思いますが、数千種類の動植物がいる豊かな自然はもちろんのこと、奈良時代から続く歴史のある文化遺産もあり、魅力たっぷりの山であることは間違いありません。
そんな高尾山での活動を安全で楽しいものにするため、スタッフが集まり当日の経路やプログラムの内容を確認しました。
実地踏査の目的やプログラムの説明を行った後に準備運動をしたら、それぞれ山登りを開始しました。行きは自然豊かな6号路を歩いていきます。登りながら事前に用意したプログラムを実際に試しました。五感を使ったビンゴや山の魅力を伝えるガイドブックなど、子どもたちが自然に目を向けるきっかけになっているか?興味を持って取り組めるか?といった視点で確認しました。
登っている途中、カタツムリや青と黒の模様が鮮やかな蝶アサギマダラ、クロアゲハなどを見つけました。昆虫だけでなく、登山道では鮮やかな色をしたアジサイや可愛らしいヤマホトトギスの花が咲いていたり、ウグイスやタカの声が聞こえてきたりします。途中で沢に下りて川の中の様子も観察することができました。
天候に恵まれ、暑い中での実施となったため、こまめに休憩と水分を取りながら登山道を進んでいきます。道幅が狭かったり、滑りやすかったりなど、危険箇所を確認しながら山頂まで登りました。
頂上に着くときれいな景色が出迎えてくれました!昼食休憩のあとは、コースを変えて下山します。
下りは子どもたちの興味・関心に合わせ、天狗伝説の残るお寺などがある1号路と、自然に囲まれて高尾山唯一の吊り橋がある4号路のどちらかを選んで下ります。下り道ではそれぞれのコースに合わせ、高尾山やそこで見られる自然・文化財にちなんだクイズを試しました。
下山後は、プログラム全体について参加スタッフから意見を聞き、子どもたちの達成感や楽しさを広げ、学びにつながるプログラムにするためにどうしたら良いか、危険箇所ではどのようにリスクを減らすかを話し合いました。
本番まであともう少し!今回調査した内容をもとに、更にプログラム内容を磨いていきます。当日までお楽しみに!
>>9月11日:高尾わくわくハイキング~探そう!感じよう!大自然のふしぎ
(プロジェクトメンバー ありまっち)