2023/02/11
2月11日(土)に都立木場公園内、南の冒険広場で木場プレーパークを開催しました。1月は天候が悪くなってしまい、残念ながら中止となったため、2023年初めての開催です!
前日に関東地方で雪が降り、開催できるか心配でしたが、当日は青空が広がる気持ちの良い天気になりました。今月のプレーパークでは、泥遊び、木工遊び、ロープ遊具、ベーゴマ、絵の具遊びのコーナーを設けました。今月も元気な子どもたちがたくさん遊びに来てくれました!
泥遊びコーナーでは、土を集めて山を作ってみたり、トンネルを掘ってみたり、溝を掘って水を流し込んでみたりと、いろいろな遊びを楽しむ様子がみられました。前日の雪と雨のおかげで、土に水分が染み込んでいてスコップで掘りやすくなっていたこともあり、泥遊びには絶好のコンディション!トンネルが開通すると「やった!つながったー!」と喜びの声が聞こえてきました。
大きな山を2つ作り、それらをつなぐ溝を掘り進めてそこに水をどんどん流し入れると…「わー、運河みたい!」と言って楽しんでいる子どもたちも。ほかにも、泥だんご作りや穴掘りに夢中になって遊んでいる子どもたちの姿もあり、お友達と協力し合って全力で遊んでいました。
木工コーナーでは、好きな形・大きさの木材を選び、のこぎりや金槌などの道具を使って、オリジナルの作品を自由に作ることができます。今回子どもたちが製作したものの中には、剣、ピストル、ミニカー、いす、小物入れ、動物をモチーフにした置き物など、それぞれの想いがこもった素敵な作品が多くみられました。
幼児向けのエリアでは、小さなお友達も、木材にペンで絵を描いたり、木材同士をボンドでくっつけてみたり、木の感触を味わいながら工作に没頭していました。また、松ぼっくりに毛糸を巻いてみたり、木の棒を組み立てて布を張り付けてテントを作っている子どもたちの様子もあり、発想の豊かさに驚かされると同時に、ものづくりを一緒に楽しんでいる親子の姿がとても印象的でした。
なお、特別に工作の達人にご協力をいただき、竹とんぼコーナーができて大人気でした!子どもたちは竹とんぼに興味津々。「こうやって飛ばすんだよ」と飛ばし方の見本をみせてもらうと、空高く舞い上がる竹とんぼに「うわあ!すごいめっちゃ飛ぶー!!」と歓声が上がっていました。初めはなかなかうまく飛ばせず苦戦していたお友達も、練習を重ねるにつれてだんだん上達していき、帰る頃には上手に飛ばせるようになっていてキラキラの笑顔をみせてくれました。
ロープ遊具コーナーでは、ロープにつかまってゆらゆらと揺れてみたり、ぶら下がってみたり、ロープに腰掛けてみたりするなど、ロープの手触りと揺れる感覚を楽しんでいる様子がうかがえました。腕や膝を動かす反動の大きさによってロープの揺れ方も変わることに、おもしろさを感じている子どもたちが多かったようでした。中には、綱渡りのような遊びをしているお友達もいました。
ロープをうまく渡るにはバランス感覚が大切です。上のロープをつかむ手の平、下のロープに触れている足の裏。それぞれから伝わってくる感覚に頼りながら、全身の力の入れ具合を調整して、一歩ずつゆっくり進んでいきます。失敗しても、もう一回!そんなふうに試行錯誤を繰り返していると、いつの間にかコツをつかみ、最後には上手に渡ることができていました。また、ロープを鉄棒代わりにして前回りや逆上がりに挑戦する子どもたちもいました。最初は少し難しそうに思えましたが、何度か試しているうちになんと成功!「みて!できた!!」と、とても嬉しそうでした。
午後からは絵の具遊びがスタート!あっという間に絵の具遊びを楽しみにしていた子ども達が絵の具をもらう行列ができました。自分の好きな色をもらい、思う存分好きなように落書きアートを楽しみました。ダンボールや大きな布のキャンバスに色鮮やかなアート作品が出来上がりました。
プレーパークは、子どもも大人もそれぞれの楽しみ方で過ごせる場所であり、遊び方はアイデア次第でどこまでも創造することができます!ぜひ、一緒に思いっきり遊んでみませんか?次回は、3月11日(土)の開催を予定しています。気軽に遊びに来ていただけると嬉しいです。たくさんの方のご参加をお待ちしています!
(プレーリーダー かずみん)