2023/10/07
10月7日(土)に都立木場公園の「南の冒険広場」で木場プレーパークを開催しました。今月は、「江東区民まつり」の関係で、第一週目の土曜日に開催となりました。残暑も終わり晴天ながら過ごしやすい天気だったこともあり、元気いっぱいに遊ぶ子どもたちの姿が見られました。
今回のプレーパークでは、いつもの泥遊びや木工、ベーゴマや絵の具コーナーに加えて「どんぐりコースター」の設置しました。木材で作った手作りコースにどんぐりを転がす、秋らしさを感じられる一角となりました。特に小学校に入る前の子どもたちに人気で、用意した分以外にも広場から拾ってきたどんぐりで遊ぶ姿も見られました。広場には他にも、栗や木の実が落ちていて、遊びの中で秋の風景に触れるいい機会になったかなと思います。
毎回人気の泥遊びでは、三箇所ほど遊びの拠点となる山や穴を準備しました。午前中のうちは子どもの人数が少なく、それぞれに好きな遊びをして過ごしました。前回も泥団子を作る子が多かったのですが、それを踏まえ今回は、作った泥団子を使って的当てができるように得点を書いた的を設置しました。的当てをするために泥団子をたくさん作り、何度も練習する子がいて、何度目かの投球で真ん中に当てられた時に、得意気に喜ぶ姿が印象的でした。
午後からは人が集まり、三箇所に分かれていた山や穴は遊んでいるうちに繋がり、初めての子同士が交流する機会も増えていきました。深い穴に溜めた場所に半身を浸からせ、思う存分泥遊びを楽しむ子の姿も見られました。それでも広く遊び場を用意していたこともあって、静かに遊びたい子と思い切り遊ぶ子が上手く分かれて気持ちよく使ってくれていました。
木工コーナーでは今回、大きな木材を準備することができたこともあり、大作にチャレンジする子を多く見かけました。前回は手のひらサイズの車や電車を作る子が多い中、今回は実際に自分で使えるサイズの椅子や机を作って持って帰ってもらうことも出来ました。親子で協力しながら、長い時間一所懸命に木材と向き合う姿は真剣で、完成した時の達成感に溢れる表情がとても印象に残っています。
また、人数も多すぎることなく、コーナーからコーナーへ行き来して長く遊ぶ子が多かったようです。泥遊びで見つけたどんぐりをコースターへ持って行ったり、木工で作った飛行機に絵の具コーナーで色をつけたり、遊び場を柔軟に楽しむ姿に感心させられました。木工コーナーで桑を作って、泥遊びの道具としてその場で活用している子も居て驚きました。長く遊んだ分、初めて会った子同士が仲良くなって一緒に楽しんでいる様子も見られて、公園で遊ぶ醍醐味も感じました。スタッフも一緒に遊びながら、安心して交流できる遊び場になっていたかと思います。
次回の開催は、11月11日(土)の予定です。寒くなって来ていますが、外で思いっきり遊べる機会になるかと思いますので、ぜひ、お越しください。
(プレーリーダー よっぴ)