2024/03/09
3月9日(土)都立木場公園で木場プレーパークを開催しました。前日に雪がちらついていたのが嘘かのような晴天で、時折、風が強く吹く中でも子どもたちは薄着や裸足になって自由に駆け回っていました。
今回のプレーパークでは、木工・泥・絵の具のコーナーに加え、たき火コーナーが新たに設けられました。まだまだ寒い時期ですが、この時期ならではたき火も加わり、今月も多くの子どもたちが集まり、みんなで楽しむ場となりました。
木工コーナーでは、木目調の木材や細長い角材などの材料を活かして、家や電車、動物の模型、小動物用のアスレチックなど多彩なものを工作していました。工具に慣れない中でも、トンカチやノコギリの音が途絶えることなく、子どもたちは懸命に物づくりに没頭していました。また、工具が使えない子どもたちも木工用ボンドで木材を組み合わせ、マーカーで色付けをすることで、自分たちのイメージを形作ることに精を出していました。
泥コーナーでは、先月は見られなかったスペシャルゲスト!昆虫(カブトムシ?)の幼虫がいっぱい出てきて、スコップでひと堀りするたびに子どもたちの歓声が上がりました。普段は土を盛って山を作ったり、水を流して川を作ったりすることが多いですが、今回は、積極的に掘って宝探しを楽しんでいました。(泥コーナーで出てきてしまった幼虫は活動終了後に、子どもたちと一緒に公園の土の中に戻しました。夏ごろに別の姿で歓迎してくれることを楽しみにしています。)
初めての企画となったたき火コーナーでは少し強い風にヒヤッとしたものの、始まってみれば多くの子どもたちが集まり、暖を取ったり、マシュマロやウインナーなどの食べ物を焼いたり、薪をくべて燃やしてみたりと様々な楽しみ方をする姿が見られました。燃える木々の温度や光、音といった自然の形を体験できるコーナーとなりました。
午後からはじまった絵の具コーナーにも多くの子どもたちが集まり、それぞれに好きな色を使って、楽しんでいました。今月は、春も近づいてきたせいか明るい色がよく使われていたように感じました。カラフルなイラストが広がり、野外でのアート展のようでした。
今回のプレーパークも木場公園の豊かな自然ならではの遊びの場になりました。また、子どもたちの中には、自分の家からおもちゃや道具を持ち込んで、月に一度のプレーパークを全力で遊びつくそうとする姿が見られました。次回は4月13日(土)に開催を予定です。より暖かく過ごしやすい時期になるかと思いますので、たくさんの方のご参加をお待ちしています。
(プレーリーダー せんざい)