2024/08/22
夏休み子どもサマーキャンプ2024「本格アウトドアコース」もついに最終日!最終日の朝は、雨でのスタートです。3日間お世話になったテントともお別れの時間がやってきました。起床きたらテントの中の荷物を整理して、帰りの支度をします。3日間過ごしたテント内を、みんなで協力しながら隅々まで丁寧に掃除しました。掃除の後は、班ごとにテントの前で集合写真を撮りました。
朝の食事は二日目に続いてパックドックを作りました。はじめはマッチを怖がっていた子どもたちも、今日はすっかり慣れた手つきで牛乳パックに火をつけていきます。アルミに包んだパンが焼ける香ばしい匂いが炊事場の中を漂っていきます。みんなとっても美味しそうに出来立て熱々のパックドックをほおばっていました。
朝食後にはみんなの思いが届き、雨があがって、最後のプログラムへ。弓矢を使ったレクリエーションと、五感を使ったネイチャーゲームをして、思う存分に自然の中で遊びました。
弓矢でのレクリエーションは、飛距離を競うコーナー、風船、大小さまざまなものの的を狙うコーナー、大きさの違う段ボールの的を狙うコーナーの3つを班でまわって、班の仲間と競い合いました。飛距離では50m近く矢を飛ばす子、的を狙うコーナーでは風船に見事に当てる子がいて、大歓声があがりました。
ネイチャーゲームは、専門講師の先生方が担当し、森の中で主に聴覚や嗅覚、触覚を使ったアクティビティを行いました。どんなことをするのか説明を聞いた子ども達は、「簡単にできるよ!」という子と、「本当にできるのか?」という子がいました。子どもたちに混じって大人のスタッフも挑戦しました。森の中で感覚を研ぎ澄まし、子どもも大人も一緒になって頑張りました。クリアできた子も、できなかった子も、それぞれに都会では感じられない、多くのことを感じる時間となりました。
お昼ごはんはお弁当で、班のみんなと食べる最後の食事です。班のみんなと談笑しながら食べました。そのあと、体育館へ移動し、三日間の思い出をみんなで振り返りました。楽しかったこと、印象に残ったこと、大変だったことを班の仲間たちで共有し合いました。専門講師の先生方からの挨拶では、メッセージをしっかりと受け止めている様子でした。
そして、キャンプ場を後に、講師の先生方にハイタッチでお別れして、バスに乗り込みました。バスではキャンプを振り返るクイズやキャンプ中に投稿してもらった感想を読んでみんなと思い出を共有して、東京の帰路につきました。
3日間、雨予報だった天気は、2日目の夜から3日目の朝までの雨だけで、日中に天気が崩れることなく、すべてのプログラムを実施できました。自分たちで火をおこし、ごはんをつくったり、テントで寝泊まりしたりで、都会の生活とは全く違う環境でしたが、子どもたちは3日間元気に過ごし、自然を満喫し、キャンプは無事に終了しました。また来年も思い出に残るような楽しいキャンプができるといいなと思います。今回、参加してくれた子どもたちとまた会えるのを楽しみにしています。
(サポートスタッフ まいまい)