2024/12/14
12月14日(土)に都立木場公園にて、12月の「木場プレーパーク」を開催しました。2024年最後のプレーパークとなります!当日は、寒風に落ち葉が舞う中、多くの親子が参加をして下さり、寒さが和らぐほどに楽しく実施することが出来ました。今回は、木工・工作、泥遊び、たき火、絵の具遊びの4つのコーナーを設けました。
木工コーナーでは、ノコギリやトンカチ・釘・やすりを用いて、木材を机や椅子・箱・家などに、様々な工夫をして加工をする子どもが多く見られました。加工したものを茶色に塗装して高級感のある作品にしようとする子どもや、木材を連結させて電車を作ろうとする子どもなど、作品それぞれには独創性があり、子どもたちの自由な発想に驚かされました。
中には、普段からトンカチを叩くおままごとで遊んでいた子どもが、初めて、本物のトンカチを使って一生懸命に木材を加工する姿を見て、感動している保護者の方も!
泥遊びコーナーでは、始めは小さかった山も徐々に大きくなり、山のてっぺんから穴を掘っていく子どもたちの姿が印象的でした。
掘っていく中で、出てくる幼虫・虫を探す子どもや、掘った穴に落ち葉を埋めて楽しむ子ども、山にトンネルを掘る子どもなど、楽しみ方は異なっていても、時には道具を譲り、大きな石を退け、深い穴を掘ることを共通の目的として、協力して遊ぶ子どもたちには感銘を受けました。
また、泥遊びコーナーの横では、大量の落ち葉を集めて作った山に飛び込む子どもや保護者の方も!子どもたちのみでなく保護者の方も、季節を感じる遊びを楽しむ様子が垣間見えました。
たき火コーナーでは、自分たちで持って来たマシュマロやウインナーなどの食べ物を焼いて食べる子どもや、葉っぱや枝が燃える様子をじっと見て観察する子ども、はじめは恐る恐るであったものの、徐々に慣れて薪を組みなおすことにハマっていく子どもなど、好奇心旺盛な子どもが多く見られました。
厳しい寒さを感じる季節になり、たき火の温かさを肌で感じ、リラックスして自然と接する子どもたちが多く、当コーナーの周辺にはのどかな空気が流れていました。
午後から絵の具遊びのコーナーをはじめると、多くの子どもたちが集まり、それぞれ好きな色の絵の具を選んで塗っていました。立体的に組まれた段ボールは、色付けされるとロボットのようになり、切り開いた段ボールは、色とりどりの道のようになりました。子ども達が夢中になって好きなイラストを書いたり、色塗りすることを楽しんでいたのが印象的でした。
片付けの時間には、保護者の方を始め、子どもたちの手助けもあり、お陰様で迅速かつ丁寧に終えることが出来ました。
来月の2025年1月は年始のお休みとなり、次回の開催は2月8日(土)の予定です。歳末の時節柄何かと気忙しい毎日ですが、健康には十分にご配慮ください。来年も、子どもたちと元気に活動できるのを楽しみにしています!