2016/06/11
本日は、6月の木場プレーパークを開催しました。当日の天気は快晴。夏間近の太陽がギラギラと照り付ける中、多くの親子が遊びに来てくれました。この日は、泥遊び、手芸、ロープ、木工、絵具、ベーゴマなどの遊び場を実施しました。
泥遊びのコーナーでは、頭から足まで全身泥まみれになって遊ぶ子どもが多くいました。この日の東京の最高気温はなんと29度。ひんやり冷たい泥で遊びをしたくなる気温でもあります。たくさんの泥を使って山づくり、水路づくり、泥団子づくりや、泥団子を使った的当てゲームを楽しむ姿が多く見られました。泥の中に隠したシャベルを探すゲームも行われ、シャベルを見つけた子ども達の「シャベルあったー!」の歓声は、どこにいても楽しく聞こえました。ただの泥でも考え方次第で、いくらでも遊びを発展させられるのが、この泥コーナーの魅力であると言えますね。
手芸のコーナーでは、魔法のステッキづくりが大流行!一人の子どもが、割りばしを軸にして、ハートの形に切った画用紙、そして帯状に切った布を組み合わせることで、なんと魔法のステッキを作りだしました!かわいくて、しかも簡単に作れてしまう魔法のステッキにリーダーたちも驚かされました。何人かの子ども達も真似をして作ることで、手芸コーナーはいつの間にか小さな魔法使いでいっぱいになっていました。
また、当日は、親子そろって手芸コーナーに来ることが多く、親子で協力して縫いものをする光景も見られました。時には、親の方が夢中になってしまうこともしばしば。親子そろって夢中になって遊べるのが、この手芸コーナーの特徴です。
さて、ロープのコーナーでは、謎の看板が出現していました!木々の間に張り巡らされたロープをつたっていくと、ところどころに手の看板、足の看板が置かれていました。スタッフによって4月から置かれるようになったこの看板。子ども達はロープにつかまった状態で、どのようにしてその看板にタッチをするのか、時には片手、片足をロープから離してタッチをする姿や、友達と協力しあいながら工夫を凝らして遊んでいました。
また、その日は遊びの発展として、ロープに乗った状態で、地面に置いたタオルや帽子を拾う遊びもありました。バランス感覚を養うと共に、友達とのコミュニケーション力も培うことできる、この日のロープコーナーではそのような場面を多く見ることができました。
木工コーナーでは、工作の匠たちが大集結!ノコギリや、トンカチを使い、時計や、船、電車、ロボット、剣など、さまざまな作品がドンドン生まれていました。普段は、子ども達がなかなか使うことのないノコギリやトンカチの使い方を、親やリーダーが教えながら子どもたちが思い思いの作品を生み出していきます。一つの作品が完成するころには、子どもたちは小さな大工さんとして、工具を使いこなせるようになっていたりもします。子ども達の飲み込みの速さには、毎回リーダー達は驚かされています。またこの日は、長細い木、板状の木を起用に組み合わせ、「おみこし」を作った親子がいました。最後は親子で「ワッショイ」とおみこしを担いで帰る姿が印象的でした。
午後から始まる絵具のコーナーでは、カラフルな段ボールのお城と町が出現。スタッフによって準備された茶色の段ボールの城、町は、絵具の時間が始まると一瞬でカラフルな世界に変わりました。絵具をする子ども達の顔はどの子も真剣そのもの。中には、何度も何度もいろいろな色をぬりかさねることで、自分の色を作り出す子どももいました。終わることには、段ボールも子ども達の服も、顔も絵具でカラフルになっていました。
また、今回もベーゴマの達人が来てくれました。懐かしさから大人達が夢中になって遊んでいると、子ども達も集まってきて、見よう見まねでベーゴマをはじめます。なかなかコツの要りますが、工夫を重ねてベーゴマを回せるようになった時の子どもの達成感に満ちた顔は、スタッフにとって忘れられない思い出になっています。家の中や学校ではなかなかできないことが、おもいっきりできるのがプレーパークの魅力なのかもしれませんね。
次回の7月のプレーパークは、7月9日(土)に開催予定です。次回もたくさんの子ども達と遊べることをスタッフ一同楽しみにしています。たくさんのご参加をお待ちしています。
(プレーリーダー かいちゃん)
▼これまでの木場プレーパークの様子♪(2009年4月~2015年5月、2015年6月以降)