2025/02/05
「Vision Sharing Day 2025」を開催しました。「Vision Sharing Day」とは、年に一度、当法人に所属しているスタッフを対象に開催している全社会です。昨年度の活動を振り返り、団体のこれからの方針や取り組みについて、スタッフやステークホルダーの皆さんと共有する会です。今回は、夢職人の活動を応援して下さっているゲストの方もお迎えして実施しました。
はじめに、アイスブレイクとして、ゲームを通じてお互いの自己紹介を行いました。とても盛り上がり、初めましてや久しぶりに会うスタッフ同士もあっという間に打ち解けられた気がします。
アイスブレイクの次は昨年度の振り返りパートです。1年の活動を4つにわけ、活動の写真や保護者の方からのコメントをまとめたスライドショーで活動を振り返っていきます。写真を見ながら「めっちゃいい写真!!」「これ覚えてる!」など、コメントを読んで「この子こんなこと思ってたんだね」など自然に言葉が溢れていました。楽しく一年を振り返りつつも、少しじんときていたスタッフもいたように思います。
また、スライドショーの区切りごとに、参加していたスタッフや企画に関わったスタッフにインタビューをしました。質問内容は当日までお楽しみのインタビューでしたが、それぞれの活動への思いや、参加してくれている子どもたちへの思いを丁寧に答えてくれて、各スタッフの考え方や熱量を感じることができました。
振り返りの次は理事長の岩切とゲスト、職員からのお話です。理事長からは、設立から20年が経った当団体のこれまでのあゆみ、そして今後も継続的に活動をしていくために必要なことや今年度の変化について、プレゼンテーションがありました。スタッフにとっても、改めて自分たちの役割やできることを考える機会となりました。
ゲストには、当法人を支援して頂いている「みてね基金」様の事務局をされているNPO法人ETIC.の方からお話を伺いました。「みてね基金」は、子どもの動画・写真共有アプリ「家族アルバムみてね」の社会貢献活動で、子どもやその家族を取り巻く社会課題の解決に向けて活動する団体に対し、資金の提供および助成先団体の活動支援を行っています。
当法人は、「みてね基金」の第三期 「ステップアップ助成」の支援先として選ばれ、2023年4月よりご支援を頂いています。会の中では、「みてね基金」で支援されている団体の中での夢職人の位置付けや期待することを伺うことができました。
職員からは、多くのボランティアスタッフが参加して実施している体験活動の昨年度の実施状況や、2020年から行っている、経済的なご事情を抱えた子育て家庭への「食」の支援事業「Table for Kids」についての話がありました。夢職人の現在地を認識し、自分にもっとできることはないか、を考える機会になりました。
ここからは、会の後半戦です!後半戦は、様々なバックグラウンドをもちながら団体に参画しているスタッフがスピーカーとなり、各テーマに沿ってそれぞれのもつ想いや経験を聞くことができるトークセッションを行いました。6名のスピーカーから聞きたい3名を選び、グループごとにお話を聞き、聞き手は質問しながら深掘りしていきます。バラエティ豊かな6名のスピーカーのテーマはどれも興味をそそられるものばかり!参加したスタッフからは「今まで知らなかった思いを聞けて良かった」「自分も頑張ろうと思った」などの感想があがりました。
最後に、長年、継続的に団体に関わっているスタッフと、昨年度に多くの活動を支え、活躍したスタッフの表彰を行い、今年の「Vision Sharing Day」は終了しました。
「Vision Sharing Day」は、幅広いスタッフが交流し、活動意欲や団体への参画意欲をより高めるきっかけになったと思います。今年度も子どもたちにとってより良い機会を作り出していけるように、スタッフ一同、精進していきます。
(サポートスタッフ あかぽん)