2015/08/19
「夏休み子どもサマーキャンプ/群馬・山とテントのコース」二日目は、鳥の元気な鳴き声で起こされました!天気がよく、気持ちのいい朝でした。今日は弓矢作りや火起こし、カレー作りなどやることが盛りだくさん!まずは施設で行われる朝のつどいに参加して、まだ起ききれていない体を起こすところから始まりました!
朝のつどいでは施設を利用している団体が集まって、国旗掲揚やラジオ体操、団体紹介などをします。司会や旗係、体操係なども参加団体から選出します。この日の司会は夢職人の中学生の子が勤めました!前日の夜から司会の練習をし、本番は約300名の前でマイクを使って堂々と会を進めていました!旗を揚げる係、前でラジオ体操をする係、団体紹介をする係の子もしっかりと役割を果たしていました☆
その後、朝ご飯を食べておなかも満たされたところで、本日最初のプログラム弓矢作りがスタートです!今回は弓も矢も竹を使って作りました。キャンプの先生のタクさんから材料選びのポイントを教わって、実際に矢となる竹を拾いに行きます!竹の太さや硬さをよく見ながらみんな慎重に選んでいました。その後ナイフの使い方講習があり、弦を引っかけるための溝の彫り方や、竹の節の取り方を教わってさっそく矢を作っていきます!
竹が硬くて難しそうでしたが、タクさんのアドバイスを受けながら夢中で矢を作っていました!そして次はいよいよ弓にとりかかります。弓となる竹は中学生たちが程よい太さに割ってくれたものを使用しました☆弓にも弦を引っかけるための溝を作っていきます。しかし、竹が厚くてナイフの刃をいれるのも一苦労…。
それぞれが試行錯誤を重ねながらやっとの思いで弓を完成させました!これでマイ弓矢の完成です!最後は実際に矢を飛ばして的あてゲームをしました☆弦の張り方や矢の飛ばし方などを教わった後、的をめがけて矢を放ちます。的に命中させるのはなかなか難しい…!それでもあきらめず何度も列に並んで楽しそうに矢を放っていました☆
その後は、お昼ご飯を食べて、今度は火起こしに挑戦です!今回は弓きり式火起こし器というものを使って火起こしをするのですが、火起こしにはまきが必要ということで、まずはまき集めをしました!始めにタクさんから「木が湿っていると火が付きにくいので、木は乾いている方がいい。細い木は火が付きやすいけどすぐ燃えてしまうので、火が消えないようにするには太い木も必要」というような知識をもらって、さっそくまき集めスタート☆鉛筆の太さくらいの木、親指くらいの太さの木など様々な太さの木を集めました!たくさんまきが集まったところで、次はいよいよ火起こしをします!
まきの組み方や弓きり式火起こし器を使った火起こしのやり方を教わって、各班で火起こしにとりかかります。弓きり式火起こし器を班のみんなで操作して火種を作る作業を最初は楽しんでいたものの、中々火がつかないことがわかると、子どもたちは真剣な顔つきに…。火種ができても、それを綿にうつす作業がうまくいかずにやり直しになったり、火起こしに大分苦戦しました。だからこそ、最終的に火がついたときのみんなの顏はいつになく嬉しそうでした☆
そして今日の夜ご飯は自分たちの火を使ってカレーを作ります!7~8人分のカレーを作るのは簡単ではありません…野菜を切る量もご飯を炊く量も普段の倍くらいあります。カレーを作る人、ご飯を炊く人、火を見る人など役割分担をしてみんなの力を合わせて夜ご飯を作りました!
高学年のお友達は、低学年の班の火を維持するのを手伝ってあげたり、逆に低学年のお友達は高学年の班の分までまきを拾ってきてあげるなどして、班を越えて助け合っていたのが印象的でした☆煙で目が痛くなるのを我慢して鍋をかきまぜたり、それに気づいて「交代しようか」と声をかけてあげたりして、最後までみんなで協力して完成したカレーはとてもおいしく出来上がっていました♪
明日はいよいよキャンプ最終日!今日作った弓矢を使って狩りのゲームをしたり、火起こしに再挑戦したりするよ☆楽しみだね!