2016/08/04
8月4日(木)~9日(火)の5泊6日「夏休みこどもサマーキャンプ2016/福島・里山と農業のコース」がいよいよスタートしました!子どもたちは少し緊張しつつもワクワクした表情で集合場所に集まってきます。さあこれからみんなで頑張るぞという挨拶をして保護者の方々に手を振り、バスで福島に出発です!午前中はバスで福島県に向かいます。みんな普段の学校の話をしたり、自己紹介をしあったりしていました。これから6日間共に過ごす子どもたちがどんなキャンプを作っていくのかワクワクしながらバス移動を過ごしました。東京は朝からとっても暑い気温でしたが、福島はクーラーがいらないほど涼しく、福島県に入った頃にバスの窓を開けると涼しい風が流れ込んできて、その涼しさに子どもたちはみんなビックリしていました。
長い時間かけてやっと到着!今回は、体験民宿WARERA元気倶楽部に泊まります!まずは、昼食をいただき、午後は野外活動講習を行いました。これから6日間自分たちで火をつけ、ご飯を炊くため、薪割りのレクチャーを受けます。美味しいご飯を炊くため、子どもたちはみんな真剣に耳を傾けます。一通り説明を受けると次は実践です!
最初はナタを使って木を割る練習をしました。はじめは木が固く、思うように刃が入っていかないため、1本の薪を割るのに時間がかかっていましたが、コツをつかみ始めると時間をかけずにスパッと薪を割れるようになりました。ナタに慣れたら次は斧に挑戦!勢いよくまっすぐ斧を振り下ろしてパカッと大きな木を割ることができました。
講習の後は、いよいよご飯炊きの時間です。自分たちで初めて炊いたごはんはなんと大成功!ポンタさんからも100点をいただきました!!ホカホカの炊きたてごはんの上に福島の方が作ってくださったあつあつのカレーをかけていただきます。あまりのカレーの美味しさにたくさんの子どもがおかわりをしていました。
夕食の後は入浴の時間です。福島のお風呂はただのお風呂ではなく、なんとドラム缶風呂です!ほどんどの子どもが初めてのドラム缶風呂ということで、「熱いかな?」「お湯あふれたりしないかな?」とハラハラしつつ、お湯につかってみるとポカポカ温かくて子どもたちは大喜びしていました。またお風呂の前後の時間には、みんなで机を囲んで宿題に取り組みました。わからないところを周りのスタッフや友達に聞いたりして、みんな真剣に問題を解いている姿が見られました。いよいよ明日から本格的に福島での生活が始まります。
2日目、朝起きるとまずは朝の当番活動から始まります。当番は昨日の晩にみんなで話し合って決めた3つのチームに分かれて仕事に取り組みます。1つ目はごはん炊きチーム。みんなより30分早く起きてお米をとぎ、火をつけます。2つ目はヤギ・ニワトリ・犬の世話チーム。元気いっぱいの動物たちにエサをやったり、散歩に連れて行ったり、ニワトリが卵を産んでいないかなとチェックをします。3つ目は農作業の準備チーム。午前中の農作業に使う道具の準備や場所の確認をします。
当番の仕事を済ませ、朝食を食べたら午前中は農作業です。この日はジャガイモ畑の草集め・草運びとジャガイモの収穫を行いました。農作業が終わるとお昼ごはんです!
この日のお昼はぽんた山名物!石窯焼きピザです!生地を伸ばして自分たちなりの工夫をしながらピザにトッピングをのせます。それをだいちゃん達、福島のスタッフが石窯で焼いてくれて、こんがりアツアツのピザが完成しました。できあがったピザを並べ、みんなで机を囲んでいただきます!「これ私のつくったピザだ!」「それ食べさせて~」とみんなで色々なピザを味わい、大満足の昼食タイムでした。
午後は、ぽんた山の秘密基地づくりです!2チームに分かれてぽんた山の2箇所に秘密基地を作ります。1チーム目は山の中腹にあるデッキの上に小屋を建てるため、柱を立て屋根を作ります。長い竹や木材をノコギリで切る作業などを行いました。2チーム目は山の上の方で3本の木の間に木を打ち付け、デッキをつくる作業を行いました。
どちらのチームもノコギリやトンカチを使ってもくもくと作業をし、あっという間に夕方になりました。名残惜しさもありましたが、この作業の続きはまた後日!お腹ペコペコになったところでお待ちかねの夕食タイム!
今回は秘密基地づくりの間に生地をこねるところから作った手打ちうどんです。また、うどんと合わせてぽんた山の畑で採れた野菜の天ぷらや、午前中みんなで収穫したジャガイモのフライドポテトもいただきました!
夕食が終わると昨日と同様にドラム缶風呂で入浴をし、宿題を済ませて寝床につきました。明日は楽しみにしていた川遊びの日!農作業でいっぱい体を動かして美味しいご飯をたくさん食べて残り4日間元気に過ごそうね♪
(コアスタッフ さくちゃん)