子どもキャンプ

夏休み子どもキャンプ2016/福島・里山と農業のコース(5日目・6日目)

2016/08/06

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夏休みこどもサマーキャンプ2016/福島・里山と農業のコース」5日目、時間がたつのはあっという間で、丸1日過ごすのも今日で最後になりました。朝食を食べてさっそく農作業へ出発! 4日目に引き続き、農作業は田んぼのあぜ道に溜まった草を集め、リヤカーで運ぶ作業を行いました。

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みんな道具の使い方をすっかりマスターして、作業のスピードもグンと早くなりました!小学生組が草をかき集め、中学生組がリヤカーで草を運んで車の荷台に積んではまた戻っての作業を繰り返します。汗だくになりながら一生懸命作業をしましたが、ぽんた山の田んぼはとっても広い!午前中だけでは草を集めきることができませんでした。そこでみんな集まって話し合いをし、予定では2日目に行った秘密基地づくりの続きをやることになっていましたが、その予定を変更して、午後も農作業を行い、残りの分の作業を終わらせることにしました。

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昼食は、子どもたちが楽しみにしていた流しそうめんです!朝のうちに竹を割って用意して設置しました。農作業を頑張ってきた分、子どもたちも夢中になって流れてくるそうめんをつかまえていました。途中で色々なものが流れてくるたびに歓声もあがっていました。

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昼食が終わると、また再び午後の作業に取りかかります。田んぼのすみからすみまで草をかき集め、ようやくスッキリしたあぜ道が見えてきました。最後のリヤカーが車の荷台にどっさりと草を積み終えると、みんな「終わったーっ」と達成感に満ち溢れた表情を浮かべていました。今回の農作業で集めた草たちはヤギのラスクやユキちゃん、コユキちゃんのエサなどに使われます。みんな喜んでくれるといいね!最後に田んぼのあぜ道でぽんたさんからお米のお花の説明をしていただき、稲穂に咲いた小さな白い花をみんなでじっくりと観察しました。

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たくさん作業をしてみんなお腹ペコペコ。最後の晩餐は石窯焼きハンバーグです!夕食の係りのみんなが1つずつ丁寧に作ったハンバーグは特別に美味しく感じました。最初はみんなちょっぴり緊張していて、食事中の会話もチラホラだった子どもたちが、5日目にはお互い打ち解けあって、食卓に笑い声が飛び交うようになりました。また、外国人メンバーとも積極的にコミュニケーションをとって、お互いの国のアニメや文化などについて話したり、早口言葉を教えあったりと子どもたちにとって新しいことをたくさん吸収することができたのではないかと思います。
そしてこの日の締めくくるのは、子どもたちによる感謝の会です!

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まずは男子チームがキャンプのこれまでを振り返り、農作業での出来事を短い劇にして発表しました。ちょっと照れながらも自分たちで考え、すき間の時間にたくさん練習を重ねた劇はきちんと笑いどころもあって、福島のスタッフの方々も「農作業でこんなことあったな~」と笑っていました。その次はトランプを使ったマジックです。こちらも大成功!ぽんたさんは「どうして引いたカードを当てられるの?」ととても不思議がっていました。最後は女子チームを中心に作ったプレゼント贈呈です。外国人メンバーには日本らしいものをということで、折り紙でツルや風船をつくったものをプレゼントしました。また、福島のスタッフの方々に寄せ書きをプレゼントし、そちらも喜んでいただくことができました。みんなで意見を出し合って作った会は心温まるものでした。

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6日目の朝は、5日間の疲れが出てきているのかみんな静かでしたが、いつもの朝の当番活動に取り掛かりました。今日の仕事はご飯を炊く係、犬の散歩・鶏とヤギのお世話をする係、ヤギの乳搾りをする係、そしてみんなで使わせてもらった場所を掃除する係の4つに分かれました。ごはん炊きを一発で成功させるぞ!リベンジする子、使った場所をピカピカに掃除する子、動物たちと最後のひとときを楽しむ子などそれぞれが最後の当番活動を頑張りました。また仕事が終わると、もうできなくなるのかとみんな少し寂しそうに肩をすくめていました。

朝の当番が終わったあと、朝ごはんになるまで荷物をまとめて、帰る支度の準備をしました。大きなカバンに着た服をたたみ、持ってきたものがあるかどうかをキレイにひとつずつ詰めながら、みんなしっかり確認していました。さらに自分の準備が早く終わった子は遅い子の手伝いをしてくれる姿も見られました。

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準備が済むといよいよみんなで食卓を囲んで食べる最後の朝ごはん。おいしさを噛み締めながら、たくさん食べていました。前の日にみんなで協力して農作業を終わらせることができたので、今日の午前中は2日目に作っていたぽんた山の秘密基地づくりの続きを行いました!

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山の上のデッキチームは作りかけになっていたデッキの土台に木の板を釘で打って固定し、子どもや大人が乗っても壊れない、頑丈なデッキを作りました。また、山の中腹にあるデッキに小屋を作るチームは、電動ドリルなどを使いこなして小屋の屋根を作りました。作業に没頭しているとあっという間に時間が過ぎ、土台までは完成したものの、今回は完成までたどり着くことができませんでした。少し物足りなそうな様子の子もいましたが、またぽんた山に来た時に完成したものを見てみたいと楽しみにもしていました。

最後に6日間、お世話になった福島のスタッフの方々と「ありがとうございました!」「また会おうね!」などとお礼やお別れの言葉を交わしながら硬く握手をし、福島に別れを告げました。東京へ帰るバスの中では6日間の疲れがたまっていたのか、みんなぐっすり寝ていました。

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夢職人のキャンプの中では最も長い5泊6日のキャンプ。川遊びや野外料理、星座観察や動物とのふれあい…普段はできないことや初めてのことにたくさん挑戦し、夢職人で体験できることの1年分をこのキャンプでほぼ全て楽しむことが出来たのではないかなと思います。また、福島に来たばかりの頃は火付けや農作業、動物の世話など慣れないことが多く戸惑っていた子どもたちが、日々の生活の中で少しずつ色々なことを身につけ、自分で考えて行動し、たくましくなっていく姿を見ることができました。キャンプが終わってしまって少し寂しいけれど、また来年ひとまわり大きくなったみんなとまた一緒に福島のキャンプ生活ができる日を今から楽しみにしています!!夢職人の他の活動でも待ってるよ☆

(サポートスタッフ ゆうと・コアスタッフ さくちゃん)

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保護者の声

親としては子どもが自分の身の回りのことをちゃんとできるか心配しましたが、特に問題もなく本人が楽しく参加できたようなので本当によかったです。
親が離れると不安を感じるタイプだったので、それをクリアさせたいと思い参加しました。最初はかなり緊張した様子でしたが、何回か参加するうちに知っている顔も増え、慣れたようです。
キャンプから帰ってくると、スタッフからキャンプ中の子どもの様子を報告してもらえるのもとても良いと思います。安心して預けています。
キャンプの前に面談があるので、子どものアレルギーのことなどを事前に伝えておくことができたのもよかった。継続して参加していると、昨年できなかったことが今年できるようになったなど成長を感じられます。
スタッフの方から連絡帳で、班長の役目をきちんと務めたことを教えてもらえたのはよかったです。将来大きくなって、今度はスタッフとして関われるようになったら素敵だなと思います。
何度も参加したりして人と人とのつながりができるのが魅力的。何でも不安になりがちな子だったが、一度参加して以来、積極的に次の参加もしたがり、一皮むけた感じがしました。

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