2017/11/04
今日は、12月17日と23日に開催予定の12月「あそびの達人」(本格クリスマスケーキ作り~オリジナルケーキ&ブッシュドノエル)の実地踏査・試作会を行いました。
12月といえば…クリスマス!クリスマスといえば…クリスマスケーキ!ということで、12月の「あそびの達人」は、本格的なクリスマスケーキ作りにチャレンジします!低学年のお友達は「クリスマスケーキ」、高学年のお友達は、フランスの伝統的なクリスマスケーキの「ブッシュドノエル」を作ります。ケーキのアイディアを考えるところから、材料の買い物、生地作りからデコレーションまで、お友達と協力してイチからのケーキ作りに取り組みます。
実地踏査では、まず施設から材料の買い物に行くスーパーまでのルートの確認をしました。当日安全に子ども達と買い物に行けるように、車の交通量や道幅、自転車の量などを写真をとりながら確認しました。お店の中も、それぞれの売り場の場所と使えそうな材料のおおよその値段を確認し、安全とマナーを守って買い物ができるように調査をしました。
施設の外の調査が終わると、いよいよケーキの試作会です。クリスマスケーキの班、ブッシュドノエルの班に分かれて試作を行いました。今回の活動では、本格的なクリスマスケーキに挑戦するため、美味しいケーキ生地の作り方やステキな装飾のテクニックなどを、パティシエの方に話を聞いたりして、たくさん準備しています。試作会では、それらが本当に実現できるのか、子ども達が楽しく取り組めるものはどれなのか主に確認しました。
まずは、肝心な生地作り。クリスマスケーキ班は2種類の粉を使い、オーブンで焼き上げました。「デコレーションしやすいのはどっちだろう?」「味はどんな違いがあるんだろう?」スタッフ同士で感想を話し合いながら、当日のレシピを考えました。ブッシュドノエル班は、生地の色に違いをつけて試してみました。シンプルな生地の他に、ココアパウダーを使った茶色の生地、抹茶パウダーを使った緑の生地、ピンク色の生地などいろんな種類を試しました。焼き上がりはどれもきれいな色をしていたので、子ども達のアイディアが膨らむのが今から楽しみです。
生地作りの次は、クリーム作りと様々なデコレーション技にチャレンジしました。クリームの固さやいろんな味を試してみたり、果物やチョコレート、身近な食材を使った飾り付けをやってみました。クリスマスケーキでは、生地を2〜3層に分けて果物やクリームをはさんで積み上げてみたのですが、クリームの量や果物の大きさが重要なことが分かりました。ブッシュドノエルは、生地の使い方一つでいろんな形が表現でき、よくある丸太の形の他に、太い切り株型のケーキを作った班もありました。飾り付けとしては、チョコレートを溶かして形をつくってみたり、お菓子同士を接着してサンタや雪だるまを作ったり、ゼリーで果物をキラキラに光らせてみたり。やってみて難しいものもありましたが、中には本当にお店で売っているケーキの様に見えるものもあり、たくさんのことが分かった試作会でした。
最後は、作ったケーキをみんなで試食しながら意見交換をしました。ケーキに関するふりかえりはもちろん、調理室を安全に、衛生的に使用するために注意すべき点の確認も行いました。包丁やオーブンなど、子ども達が使い慣れていない道具も使うので、どのように子ども達に指導すれば安全に活動できるのか、スタッフ同士で細かい点まで議論しました。
毎年たくさんの子ども達とアイディアに溢れるケーキ作り。今年もたくさんのお友達に会って、いろんなケーキができ上がるのが今から楽しみです!楽しい活動ができるよう、本番に向けて引き続き準備を進めていきますので、みんなのご参加をお待ちしています!
(プロジェクトメンバー むっちゃん)