2018/12/09
12月「あそびの達人」(本格クリスマスケーキ作り~オリジナルケーキ&タルト)を実施しました。季節にぴったりのプログラムとして、今回、小学1年生~3年生(ベーシック)はオリジナリティ溢れるクリスマスケーキ、小学4年生~中学生(エキスパート)は、お店で売っているものを超えるぐらい本格的なクリスマスタルトを作りました。また、最後のパーティーに招待するサンタクロースが食べたくなるようなケーキを目指しました。
調理に入る前にまずは班ごとにアイディア出しを行いました。皆で色々なアイディアを出したら、ケーキの設計図を書きます。設計図を書いたら、トッピングのためのお菓子やフルーツで何を買うか考えます。何を使ったら作れるんだろう…。子ども達の思考はフル回転です。また、ベーシックは生地とクリームの色、エキスパートはクリームの種類を選ぶ事が出来ます。どんなケーキになるかな?
アイディア出しが終わったら調理開始です!午前中、ベーシックコースはスポンジ生地作り、エキスパートコースはタルト生地とクリームを作りました。ケーキ作りには作業工程が多く、役割を分担して、考えながら取り組む様子が見られました。また、レシピに書いてある美味しく作るためのコツを見ながら試行錯誤し、班で協力しながら作っていきました!
オーブンに生地を入れたら、焼き上がりを楽しみにして、トッピングを買いにスーパーに買い物に出かけます。施設からスーパーは少し遠いのですが、歩きながら班の仲を深めたり、ケーキ作りの作戦会議をしたりしてスーパーまで向かいました。スーパーの中では、子ども達が電卓を持ち、決められたお小遣いと値段を見ながら考えました。スーパーに並ぶ沢山の品揃えを前に、どうしたらお小遣いの金額ぎりぎりまで使えるかを考えていたり、デコレーションの新たなアイディアが浮かびだす班があり、楽しんでいました。帰ってきたら、生地が焼きあがっていました。オーブンに入れる前とは違い、生地がふっくら膨らんでいて、良い匂いが漂い、子ども達は感激していました。
お昼ごはんを食べ終わった後、ベーシックはクリーム作りとデコレーション、エキスパートはデコレーションに取り掛かりました。
クリーム作りには、ハンドミキサーを使って泡立てました。なかなか使うことのないハンドミキサーに、緊張しながらもお友達同士で分担しながら作っていました。デコレーションでは子ども達のいきいきとした様子が見られました。
買ってきたフルーツやお菓子で、サンタやツリーといったクリスマスらしいものを表現していたり、綺麗に見せるためにフルーツの飾り切りを包丁を使って切っていたり、班によって全く異なる工夫をしていました。子ども達が想像していたものが形になり、完成した時には子ども達からは笑顔が溢れていました。
その後は、クリスマスパーティーを行いました。ここでサンタクロースとトナカイが登場し、ケーキやタルトを見て班ごとにコメントをもらい、子ども達は大喜び!みんなで作ったケーキをいただきます!「あの時は楽しかったね!」と班の皆で振り返ったり、「ここは私が作ったんだよ!」と保護者の方に伝えたりする様子が見られ、楽しい雰囲気でパーティーを締めくくりました。
12月「あそびの達人」は、もう一回行われます!次回は、どんなケーキが出来るのでしょうか?お楽しみに!
(プロジェクトメンバー はっち)