2020/11/01
2日目も朝から快晴!早いものでキャンプの最終日です。
朝はログハウスごとに、退所のためのお片付けからはじまります。眠い目をこすりながら子ども達は班の仲間たちと協力をして箒がけなど掃除をしたり、荷物運びを行う姿が見られました。
綺麗になったログハウスとお別れをしたら、次は朝食です。前日の夕食の時間が早かったのもあってか、お腹を減らした子どももスタッフも朝ご飯をモリモリ食べる姿がいたるところにありました。
朝ごはんが終わったら、お待ちかねのメインイベントの「バームクーヘンづくり」!ここでは竹に生地を塗り、かまどの火で炙り、一層一層丁寧に焼き上げて、班それぞれでバームクーヘンをつくります。
当日はまず、スタッフからバームクーヘンの作り方を教わり、班それぞれでどんなバームクーヘンを作るかを考えました。「何層にしようか?」「フワフワなのにする?焼き加減はどうする?」など意見がいたるところで飛び交います。どんなバームクーヘンができあがるのか皆で楽しみな気持ちでいっぱいになりました。
その後、バームクーヘンの生地づくり担当と、火付け担当とで役割を決めて、調理がスタート!生地づくり担当では、分量に合わせて生地をいれて、混ぜ合わせていきます。ボールをもったり、慎重に調味料を流し入れたり、洗い物をしたりと、声を掛け合いながら協力する姿が見られました。
火付け担当では、スタッフから薪の組み方や火の仕組みを教わった後は、子ども達それぞれが自分1人で火を付けて、火を調整するというところまでを行います。木をどうやって組んでいけば火力を調整できるのか、また保てるのか、それぞれ工夫をこらしながら挑戦していました。
準備がととのったらいよいよバームクーヘンを焼いていきます。竹の回し方を工夫する班や、歌いながらつくる班など班それぞれの個性あふれる作り方で、バームクーヘンを作り上げていきます。
層が重ねるにつれて、ドンドンと大きくなるバームクーヘンに、みんなの気持ちも高まっていき・・・そしてついに各班のバームクーヘンが完成!
出来上がったバームクーヘンを切ってみると、何層あるのかを数えてみたり、食感を確認したり、味わってみたりと班それぞれでバームクーヘンを堪能しました。
その後はそれぞれ班で昼食をとり、班での振り返りの時間になります。1泊2日のあっという間のキャンプでしたが、その中であったハロウィンやログハウスで過ごした班の時間の中で、それぞれの感じたことや、次にチャレンジしたいことなどを語り合いました。「もう終わりなの?」という声も聞こえてきて、スタッフも「もう終わっちゃうの?」と寂しく思いました。
振り返りの後は、班ごとでの外遊びの時間です。鬼ごっこをしたり落ち葉集めをしたりと、子どももスタッフもみんな思いっきり外遊びを堪能しました!
その後、キャンプ場に皆で別れを告げて、行きと同じくバスと電車を乗り継いで、みんなで帰りました。
1泊2日の短いキャンプとなりましたが、その短い時間の中で、子ども達それぞれが考え・行動して遊びこむ姿が多く見られたキャンプでした。無事にキャンプを開催できて、子ども達みんなに久々に会って、一緒に活動ができたことをスタッフも心の底から喜んでいました。また活動でみんなに会える日を楽しみにしています。
(プロジェクトメンバー かいちゃん)