2021/08/08
8月8日(日)にオンラインプログラム「学びと仕事の図鑑」を開催しました!今回で第5回目となるこの活動は、普段、学生や社会人がどんな学びや仕事をしているのかオンラインでお話し、子どもたちの視野や価値観を広げ、将来につながる新たな気づきを得られるように取り組んでいます。
今回のゲストスピーカーは、夢職人スタッフ1名とスペシャルゲスト2名をお招きし、仕事についてお話したり、子どもたちの疑問や質問に答えていきました。今回は、音楽の先生、飛行機のレンタル会社、アプリ開発のエンジニアの3つのお仕事を紹介しました。
まず、自己紹介をしました。「音楽の先生」はピアノや歌が好きなことから「好きなことを仕事にする」をテーマに、「飛行機のレンタル会社」の方はもっと海外に行く人を増やしたい思いから「自分がやりたいこと・叶えたいこと」をテーマに、「アプリ開発のエンジニア」の方は、ニーズに応えたアプリケーションを開発していることから「使う人が本当に欲しいものを作る」をテーマに、それぞれのお話を進めるようでした。自己紹介を聞いた後、子どもたちにはどのグループのお話を聞きたいか選んでもらいました。みんな質問したいことをメモして、グループに分かれたら、早速、小グループでお話をする時間です。
音楽の先生のグループでは、なんと参加者全員がピアノ経験者で、もともと音楽が身近にある子どもたちで、質問したいことが沢山あったようです。「どんな楽器を演奏できるの?」「どうやったら音楽の先生になれるの?」「ピアノが上手くなるコツは?」などの質問が飛び交っていました。普段、音楽の先生は授業で数時間しか関わる機会がないため、授業以外ではどんな仕事をしているのか?と、普段気になっていることを知れたのかな、とも思います。
飛行機のレンタル会社のグループでは、クイズを使って子どもたちに飛行機のことを分かりやすく説明していました。もともと飛行機の知識が少しあって参加してくれた子もいましたが、それ以外の子にとってはあまり馴染みのない乗り物で、初めて知ることが多かったのかなと思います。海外の人と一緒にお仕事をすることの難しさなども教えてもらいました。最後に自分が今してみたい事を考えるなどして、楽しいグループでした。
アプリ開発のエンジニアのグループでは、スマホなどのアプリがどう作られているかなどをお話しました。アプリを使う人がどんなことを求めているのか理解して作成することが必要で、少し難しい話でしたが、「アプリを作るのにどれくらい時間がかかるの?」などの質問が出てきて、疑問を解消していました。プログラミングの話をした時に授業でやっている子どもたちもおり、授業でやっていることがそのまま仕事になることもあるんだなと実感しました。
最後に、今後どのようなお仕事の話を聞いてみたいか尋ねると「大工さん」というリクエストが飛んできました。毎回の活動で少しずつお仕事の知識が増えていき、子どもたちからも「楽しかった」という声が挙がっていたので、これからも興味関心や知識を広げることができるように、これからも「学びと仕事の図鑑」を続けていきたいと思います。
(コアスタッフ たか)