2021/08/16
8月16日(月)に8月の「あそびの達人」(葉山でとことん海遊び)を開催しました。今回の舞台は、神奈川県の葉山。午前中にシーカヤックや漂流物探索、スノーケリングを午後に砂浜に出かけたり、オーシャンファミリーの皆様から海の生き物について教わったりすることができました。
集合は東京駅。夏休み中に早起きは大変だと思いますがみんな時間通りにきちんと集合出来ました。「早く海で泳ぎたい」とみんなウキウキしていました。
東京駅から逗子駅まで電車で1時間。逗子駅からバスで20分。移動中は、みんなで占いやなぞなぞを出しあいました。初めて会ったお友達とも打ち解けることができました。バス停から少し歩いたところに今回の活動で協力を頂く「オーシャン・ファミリー」さんのセミナーハウスがありました。
オーシャンファミリーさんは、「海は面白くて楽しい」「海はすばらしい」そして「海は大切だ」を合言葉に、2007年から次代を担う子ども達を中心に海の環境教育に関する事業を行い、地球環境の保全と、持続可能な社会作りを目的に活動をしている団体さんです。海のプログラムを安全に実施するために、ご協力を頂きました。
天候は曇りで、少し肌寒かったためウェットスーツを着ることになりました。なかなか普段着ることないウェットスーツ。とても貴重な体験になりました。
まずは、シーカヤック!海で漕ぐ前に、パドルの持ち方や動かし方を練習します。方向転換の動き方も教わったところで、海に出発!向かい風の中、同じカヤックに乗り込んだ仲間とパドルを漕ぐ方向を合わせて協力しながら漕ぎました。
「みぎ、ひだり」と最初はバラバラでしたがだんだん慣れてきた様子でパドルの方向が揃いスピードも出せるようになっていました。子どもたちも「疲れた」「まだ漕ぐのーー?」と言いながらも全員最後まで漕ぎ切ることができました。子どもたちは達成感に溢れていて、とても良い表情でした。
その後、オーシャンファミリーさんからおやつもらい元気を注入したらスノーケリングへ!スノーケリング用のゴーグルをつけるのは初めての子も多く、みんな身につけるのにちょっと苦戦。ゴーグルが曇るのを防ぐ方法や息の吸い方をおそわり、いざ海の中に。
最初は海とスノーケリングに慣れるために浅瀬で練習しました。その後、魚が見えるところへ。少し水は濁ってしまっていましたが、魚はしっかりと見えることができました。最初に「あんまり海に入りたくない」と言っていた子も「まだ海に入ってお魚みたい」とスノーケリング用のゴーグルを海から出ても外しませんでした。海の楽しさを感じました。
美味しいお弁当をみんなで食べた後は、海沿いを散歩したり、オーシャンファミリーさんから海のお話を聞いたりしました。海沿いの散歩では貝殻をひろいました。「みて!みて!」と言いながら綺麗な貝殻や面白い形をした貝殻をお友達と楽しんでいました。そのほかにもオーシャンファミリーさんに水切りを教わり、何回跳ねさせることができるか競争しました。
遊んでいたらすぐに終わりの時間に。「もっと遊びたい!」という声があちこちから聞こえました。海の楽しさに触れることができ、充実した時間が過ごせたんだなと、とても嬉しかったです。お天気は少し悪く心配でしたが子どもたちが活動するときは降っていた雨が止んでいました。子どもたちの「遊びたい!」という気持ちがお天道様にも伝わったのかな。
この8月の活動が子どもたちの素敵な夏休みの思い出になっていることを願います。天候などに臨機応変に対応しご協力をいただいたオーシャンファミリーの方々には、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。また次も元気いっぱいに海を楽しみたいね!!
(サポートスタッフ まゆ)