2022/06/12
本日は、2022年6月「あそびの達人」(ボクらのまちを作って遊ぼう!~建物や乗り物をデザインしよう!)を開催しました。今回の「あそびの達人」では、プロのデザイナー・イラストレーターとして活躍されている梅村昇史先生と渡辺千春先生を講師にお迎えしました。
朝の集合時は緊張した様子の子どもたちもいましたが、スタッフや友達と一緒に各自が持ってきた材料を見せ合ったり、作りたいものを聞いたりしているうちに緊張もほぐれてきたようでした。
まずは班ごとに今日作りたいまちのテーマを決めていきます。「たのしい・びっくり・キラキラ」などの抽象的なものと、「動物・食べ物・遊園地」などの具体的なものからそれぞれ1つずつ選び、班のテーマにしていきました。話し合っていく中で様々なアイディアが生まれ、提示された選択肢以外のオリジナルのテーマに決定する班も!これから始まるまちづくりがさらに楽しみになっていきます。
テーマが決まるといよいよまちづくりのスタート!初めに大きな模造紙に土地を描いていきます。班で決めたテーマをイメージしながら「ここに船が通る池を作りたい」「牧場の地面は何色にしようか」と意見を出し合い、どんどん色を塗り進めていく子どもたちでした。
まちの全体像が見えてくると、次は立体物を作っていきます。まちの中心となる大きな建物、まちを走るロープウェイや電車やその線路、遊園地のアトラクション、まちに住む様々な生きものなど、アイディアはどんどん溢れてきます。難しいところは講師の先生やスタッフと相談したりもしながら、一人ひとりが作りたいと思うものを形にしていきました。
お昼ごはんを食べて、午後の製作が始まります。午後は自分たちのまちのシンボルマークを考えるところから始まりました。また、他の班のまちに行く移動手段も各班で考えることに!コロナ渦のためまち同士の距離をとっていて、直接繋げることは難しいという条件の中でしたが、子どもから出てくるアイディアはどれも面白いものばかり!「このグローブをはめると他の班にワープできるんだよ」「モノレールが途中から空を飛んで他の班に遊びに行ける」など楽しそうに話しながら作り進めていました。
午後も時間ぎりぎりまで熱中する子どもたち。「時間が足りない」「もっと夜遅くまでやりたい」などと口にしながらも完成に向けて作り進めていきました。まちが完成し、最後の片付けまでみんなで頑張ったあとには、班ごとに発表会を行いました。他の班のまちも興味津々でじっくりと見ていました。
1日を通してたくさん考え、手を動かし、熱中していた子どもたちの姿が印象的でした。次回の活動でもそんな子どもたちに会えることを楽しみにしています。
(サポートスタッフ みーほ)