2024/12/28
「菅平高原スキーキャンプ」の最終日を迎えました。まずは身支度を整え、部屋の片付けを始めました。みんなで協力し合って部屋をきれいにした後、キャンプの思い出を胸に、朝食をしっかりと食べました。朝食後、いよいよスキーへ出発です。前日の疲れを感じさせないほど、子どもたちはみんな元気いっぱいで、スキー場に向かいました。
Aコースでは、昨日リフトに初めて乗り、長距離滑走で少し疲れた様子でしたが、今日は元気いっぱいです!朝の準備段階から「今日はリフト何回乗れるかな!」「早く外に出てスキーやりたい!」と、やる気に満ちた声があふれていました。
まずは準備体操をし、リフトの乗り方と降り方を確認。その後、スキー板を履いてリフトへ向かいました。3日目ともなると、スキー板を素早く履けるようになり、その場でハの字を練習する子どもたちの姿も見られました。
今日は昨日とは違うコースに挑戦!まっすぐ滑るだけでなく、くねくねとしたカーブや少し急な斜面にもみんなで挑戦しました。滑走中には「がんばれ!」「こうするとうまくいくよ!」と子どもたち同士で声を掛け合い、一緒に頑張る雰囲気が続いていました。
最後はインストラクターの先生が一人ひとりの滑りを確認。1日目とは見違えるほど上達し、1回も転ばずに滑れるようになった子もいました。
Bコースでは、準備ができると早速リフトに乗ります。インストラクターの先生に「昨日とは違うコースを滑るよ」と聞き、ワクワクが高まる子どもたち。リフトの乗り降りも安定してきました。
昨日までよりも少し急な坂道はみんなドキドキで力が入っている様子もありましたが、1人ひとり集中しながら一生懸命滑りおりる姿が見られました。「大変だった…」と口にしながらも、難しいところを滑り降りることができて大きな自信になったようです。
広いゲレンデに出ると大きくカーブする練習もしました。1人ずつインストラクターの先生に滑りを見てもらいアドバイスいただきながら、最後までぐんぐん吸収していく子どもたちでした。
Cコースでは、準備体操をしてから早速リフトに乗って山頂へ。前日の雪によってふかふかとなったコースヘ行ったり、新しいくねくねしたコースにもチャレンジをしたりしました。インストラクターの先生から、新しいコースは雪の質が違うから滑り方も変える必要性があるよということを教わり、今までとは違う感覚に適応しながら滑っていました!
パラレルターンの練習もしました!みんな練習を重ねるにつれて上手に曲がることが出来るようになっていきました!3日間の間で目に見えるほど上達したので、これからももっとスキーを楽しんでいってもらいたいです!
Dコースでは、新しい3つのコースに挑戦しました。1つ目は中級の林間コースで、カーブの多い絶景の森を少しスピードを出して滑り抜けました。自然の美しさを感じながら、快適で楽しい時間を過ごしました。2つ目は中級の斜面です。滑る前に斜面の角度を見て緊張する様子もありましたが、広いターンをゆっくりとしながら滑ることで、みんな無事にクリアできました。滑り終えると達成感が生まれ、自信をつけた表情が印象的でした。
3つ目はさらに難易度の高い中級の斜面でした。新しく整備されたばかりのコースで挑戦意欲が湧き、何人かは転ぶ場面もありましたが、悔しさよりも楽しさが勝っている様子でした。気づけば時間はあっという間に過ぎ、最後は広いゲレンデでそれぞれ自由なペースやラインで滑り、満足感を胸にスキーが終了しました。
スキーが終わると、昼食に集まりました。最後のお昼ごはんをお腹いっぱい食べ、食事後は着替えをし、いよいよ帰路につく準備を整えました。
その後、スキーグループごとのふりかえりをしました。今回のスキーでどんなことができるようになったのか、次回、チャレンジしたいことは何かなど、グループごとに話していきました。最後は、スキーを3日間がんばった証として、修了証を授与!インストラクターの先生のサイン入りです。修了証を受け取る顔は、とても誇らしげでした。
いよいよバスに乗り込み、東京へ向けて出発です。始めはお休みタイムでぐっすり。その後はバスレク!子どもたちは最後まで元気いっぱいで笑い声が絶えず、帰りの道のりもあっという間に感じました。
今回のスキーの経験が、子どもたちの自信につながる機会となっていたら嬉しいです。そしてもしスキーを楽しいと感じてもらえたなら、また次にぜひチャレンジしてください!2025年の活動でも、たくさんの子どもたちに会えることを楽しみにしています。
(職員 ゆっこ)