2021/08/19
首都圏の子どもや若者の社会教育活動に取り組む認定特定非営利活動法人夢職人(本社:東京都江東区、理事長:岩切準、以下:夢職人)は、デジタル地域通貨事業を展開する株式会社フィノバレー(本社:東京都港区、代表取締役社長:川田 修平、以下「フィノバレー」)と連携し、コロナ禍の経済的な事情を抱える子育て家庭を支援する「Table for Kids」(子どもの「食」応援クーポン事業)に取り組んでいます。
本事業では、経済的な事情を抱える子育て家庭に対して、協力加盟店の所定のメニューや商品で利用できる無料のデジタルクーポン(ポイント形式)を提供し、地域のお店と連携した「食」の支援を行っています。
デジタルクーポンは、フィノバレーのデジタル地域通貨プラットフォームシステム「MoneyEasy」をベースに開発・運用され、スマートフォンのQRコード決済アプリとして利用できます。
「Table for Kids」が提供する子どもの「食」応援クーポンの利用回数が2021年8月17日に1,000回を超え、これまでに概算で3,000食以上を提供できました。
「Table for Kids」(子どもの「食」応援クーポン事業)は、新型コロナウィルスが感染拡大する中、経済的な事情を抱える子育て家庭への支援を目的として、東京都江東区を中心に2020年12月22日より支援を開始しました。これまでにのべ63家庭の支援を行ってきました。
利用家庭を対象としたアンケート調査では、約95%が「生活の役に立っている」と回答しています。利用家庭からは、新型コロナウィルスの感染拡大によって、収入等が減少している中で、「お米や食事の支度に困る時に利用出来て大変助かっています」「子供にも美味しいごはんを食べさせてあげられる事が嬉しいです!」などのご感想が寄せられています。
「Table for Kids」は、まん延防止等重点措置や緊急事態宣言が繰り返され、子ども食堂等での食の提供が難しい中でも、継続的な支援を行うことができます。協力加盟店の営業時間内であれば、ご家庭のライフスタイルに合わせた形で利用でき、子どもや親の好みやアレルギーなどにも配慮することができます。支援開始から約8ヶ月間で1,000回の利用は、コロナ禍における有効的な支援方法の一つであることを示しています。
子どもの「食」応援クーポンは、「Table for Kids」の協力加盟店となっている飲食店、弁当・惣菜店、精米店の所定のメニューで利用することができ、現在、江東区、墨田区、中央区の28店舗となっており、順次、協力加盟店のネットワークの拡大に取り組んでいます。
さらに支援を輪を広げるため、2021年7月29日~8月23日の期間で新規利用家庭の募集を行っています。より多くのご家庭へ支援を届けるため、ご寄付をオンライン上で募集をしています。オンライン決済や銀行振込でご寄付を頂くことが可能です。長期化するコロナ禍で経済的に厳しい状況の子育て家庭を支援するため、情報の周知にご協力をお願い申し上げます。
●ウェブサイト(寄付金の受付)
https://tfk.yumeshokunin.org/
2004年(法人化:2008年)より首都圏の子どもや若者を対象とした自然体験活動・野外活動、スポーツ・レクリエーション活動、科学・文化・芸術活動、社会体験・キャリア教育などの社会教育事業を展開しています。また、子どもと若者の成長を支えるウェブメディア「Eduwell Journal」の運営を行っています。コロナ禍では、経済的な事情を抱える子育て家庭に対する新たな食の支援「Table for Kids」を開始しました。
●ホームページ:
https://yumeshokunin.org/
●Eduwell Journal:
https://eduwell.jp/
株式会社フィノバレーは、デジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を軸としたフィンテックソリューションを通じて、世の中の様々な課題の解決を目指しています。地方活性化を目的とした岐阜県飛騨・高山地方の電子地域通貨「さるぼぼコイン」や千葉県木更津市の「アクアコイン」、大分銀行の「デジタル商品券 発行スキーム」などの支援実績があります。2021年2月より長崎県南島原市の「MINAコイン」、東京都世田谷区の「せたがやPay」も提供しています。