2021/09/12
9月12日(日)に、オンラインプログラム『学びと仕事の図鑑』を開催しました。6回目となる今回は「海外」をテーマに行いました。この活動は、子どもたちの視野や価値観を広げ、将来について考えられるきっかけ作りを目指したキャリア教育プログラムです。
今回は、3人のスタッフが登場し、海外からの留学生と関わる国際交流の仕事、海外留学の経験、海外での仕事経験について、子どもたちに話しました。
まず、3人のスタッフが順番に自己紹介を行いました。国際交流の仕事をしているスタッフは、『違いを楽しむ』というテーマのもと、太陽の色は国によってイメージする色が違うというお話、違う国の人と一緒にする仕事の紹介をしました。留学経験のあるスタッフは、『新しい扉を開く』というテーマのもと、自身が留学をしようと試みたきっかけや、留学して経験したことの話をしました。海外での仕事経験のあるスタッフは、海外で行った仕事の話、実際に海外に行って感じたことを『自分の目で確かめよう』というテーマで話をしました。
自己紹介が終わったあと、3人の中から、子どもたちはもっと話を聞きたい人を2人選びました。自己紹介のときにメモした聞きたいことを、小グループにわかれてから、子どもたちは質問しました。
国際交流の仕事をしているスタッフのグループでは、『仕事をしていて楽しいことは?』『仕事のやりがいは?』など仕事に関する質問や、『今までいくつの国に行ったの?』『外国人の友達作る方法教えて』など、たくさんの質問がありました。また、他の国での違うじゃんけんのやり方を実際にやり、興味を持っている子がたくさんいました。
留学経験のあるスタッフのグループでは、『留学で大変だったところは?』『学校での1日は?』など、留学に関する質問が多く出てきました。また、『知らないところに行くのは怖くないの?』という質問もあり、今回テーマにしていた『新しい扉を開く』ことが出来たきっかけを子どもたちに伝え、子どもが何かを挑戦する後押しに少しでもなったらいいなと感じました。
海外での仕事の経験のあるスタッフのグループでは、『アメリカと日本の違いは?』『英語ができなくても行ける?』などの質問が子どもから出てきました。英語が苦手という子どもももいる中、ジェスチャーや簡単な英語が出来れば海外でも仕事が出来たというお話から、子どもが海外で働くことを身近に感じてくれたら嬉しいと思いました。
グループでの話が終わったあと、『伝えることの大切さを知れた』や『海外でも働いてみたい』などの感想を子どもたちから聞くことができました。また、マジシャンや女優、看護師などの話を聞きたいという子どもの意見があり、今後も子どもたちの興味関心に応じた内容を行っていきたいと思います。
(コアスタッフ まゆゆ)