2021/10/24
10月24日(日)に10月「あそびの達人」(GO!GO!自然探検隊~川や森の生きもの大発見)を開催しました。10月17日(日)は雨で延期となりましたが、この日は清々しい秋晴れの一日となり、子どもたちも朝からテンションが高い様子でした。
集合は錦糸町駅と門前仲町駅。どちらも1時間くらいの移動ですが、電車内で静かにクイズや野川公園にありそうなものをみんなで話したりしながら向かいました。
公園についてからの午前中は野川公園の自然(森、大地、草むら、川)を活かしたコーナーを「探検家のお手伝い」として班ごとにまわりました。各コーナーに自然体験に必要なアイテムがあり、お手伝いをしていくことで班ごとにアイテムを集めていきます。
森コーナーでは、落ちているものや生えているもの、そこにいる生き物を見つけて拾い、観察したり班で共有したりしました。森の中には、様々な形の木の実や葉っぱ、枝が落ちており、子どもたちは想像力を膨らませながら様々な物に見立てて集めていました。
大地コーナーでは「ネイチャービンゴ」という自然のものや景観を使ってビンゴを楽しみました。「赤色を見つけたよ!」「とても良い香りがする!」と子どもたちは、次々と自然の中からビンゴにつながるものを見つけ出していました。
草むらコーナーでは、草むらから聞こえてくる「音」を集め、どんな音なのか推測したり、調べたりしました。秋の虫の音、鳥のさえずり、木々の葉と葉が重なり合う音など、子どもたちは耳を澄ませてたくさんの音を聞き分けていました。
川コーナーでは、水の中の生き物を水草の中をかき分けたり、石の裏をめくったりして捕まえて観察しました。網を使ったり、箱メガネを使って水中を覗いてみたりしながら、「川の中がよく見えるー!」「あっ!こっちにいたよ!」と何度も声をあげて楽しんでいました。
普段やったことないような遊びや接し方をすることで、「日常の中の非日常」を子どもたちも楽しんでいる様子でした。
「〇〇っていうのか。」「こんな特徴があるみたいだよ。」と言いながら図鑑を見たり、「けっこうかたいんだね。」「背中に線がたくさん入っている生き物だね」など直接触ったり、嗅いだり、見たりしないとわからないような様々な子どもたちの声も聞こえてきました。
午後からはコーナーを引き続きまわってアイテムを集める班、自由に行きたいところに行って体験や観察を行う班、どんぐりを使った工作を楽しむ班などもありました。
また、残念ながら釣れなかった(そろそろ冬眠に向けて準備しているところかな?)ですが、最後まであきらめずにザリガニ釣りを行っている班も見られました。
帰りは一日歩いてくたくたになりながらも、どこか達成感や遊びつくした感のある表情をしながら寝そうになっている子どもたちが多くいました。
コロナ禍もあったので、少しずつでも子どもたちが外で楽しく遊べる活動ができている状況がとてもうれしいです。この日は、参加者全員が大満足な一日になったんじゃないかと思います。(そうであってほしいです!)
(プロジェクトメンバー さいちゃん)