2015/10/12
大自然に囲まれて様々な活動をしてきた「アルプスの森キャンプ2015」も、とうとう最終日になりました。部屋からは「帰りたくないよー」といううれしい悲鳴も聞こえてきました。最終日の今日の天気は、3日間で一番の晴れ!昨日雨でできなかった朝のつどいに眠そうに目をこすりながら出発します。
朝のつどいでは、ラジオ体操をします。高学年の男の子たちが前に出て、ラジオ体操のお手本をしてくれました。低学年のお友だちにかっこいいところ見せてくれました。この施設の食堂でいただく最後の食事です。1日目は慣れないバイキングに戸惑い気味の子ども達でしたが、最終日には自分でしっかり野菜を摂り、自分の食べれる量をよそれるようになりました。
ログハウスへ戻ったら、さっそくお部屋のお掃除です!自分の荷物は勿論、3日間お世話になったお部屋の中も高学年の班の子が中心になってピカピカに掃除をします!お布団のシーツを外して、毛布を畳んで、床をホウキで掃いて、雑巾をかけて…と、協力して作業を進めていきます。「シーツを持っていくね!」「じゃあ私たちで荷物は持っていくよ!」など役割分担していました。さて、どうやらお部屋のお掃除も終わった様子。施設の方の退所点検もすんなりオッケーをもらい、ログハウスを後にします。
そして、このキャンプ最後のプログラム、「そば・おやき作り」が始まりました。各班でそばとおやきのチーム分かれて活動します。そばチームは、こねて伸ばして切るという一見単純そうな作業ですが、それがとても大変!特に伸ばす作業は、厚さをそろえなければいけないため、大変でした。それでも、地元のお母さんたちに見てもらい、「このぐらい?」「もっと細い方がいいですか?」など聞きながら、一生懸命完成させていました。
おやきチームは火をつけて野外での調理です。高学年の子は積極的に火付けを手伝ってくれました。低学年の子は冷たい水にも我慢して洗い物まで嫌がることなくやりきってくれました。生地やあんこを人数分に分ける作業が難しく、学年・性別問わずお互いに教えあってやっていました。それぞれの作ったものを持ち寄り、食事がスタートです。そばもおやきも美味しく出来上がり、お代わりする子が続出しました!
今日までの3日間について、各班で振り返る時間になりました。東京よりも少し寒くて、でもとっても気持ちのいい自然に囲まれて過ごした3日間はどうだったかな?
班ごとにそれぞれが感じた3日間をお互いで伝えあいました。時には楽しいことをして、時には笑いあって、たまに喧嘩もして、濃い3日間を過ごしてきた仲間との最後の時間です。班だけでなく、班を越えて学年・男女関係なく色んな新しいお友達ができたキャンプだったのではないかと思います。
帰りのバスは、高速に乗るまで休憩タイム。朝も早起きで少し疲れていたせいか、みんなぐっすり寝ていました。途中、パーキングエリアでトイレ休憩を挟みつつ、東京へ向かっていきます。バスレクではみんなで歌を歌ったりクイズを出したりして楽しみ、体調不良になる子もおらずあっという間に東京に到着です。
2日目に雨天でハイキングが出来なかったのは残念でしたが、1日目と3日目は晴れて、ハンモックやツリークライミングを行うことができました。次のキャンプは12月のスキーキャンプ。10月や11月にも「あそびの達人」は開催するので、またみんなに会えることを楽しみにしています!
(サポートスタッフ しおりん)