2022/09/11
2022年9月11日(日)に9月「あそびの達人」(高尾わくわくハイキング〜探そう!感じよう!大自然のふしぎ)を開催しました。連日雨が続き、当日の天気も心配されていましたが、朝には雨は降っておらず、現地に着いた頃には山登りにピッタリな快晴になりました。朝の集合場所の錦糸公園と深川公園では、同じ班で初めてお友達になった子も、ちょっぴり不安そうな子もいましたが、高尾山の登山を楽しみにみんなワクワクしている様子でした。
それぞれの集合場所からは電車移動で高尾山まで向かいました。約1時間半という長い電車移動でしたが、みんな着くのが待ち遠しそうに、お友達とお話したり、外の景色を見たり、本を読んだり、班ごとに夢職人が作成したガイドブックを見たりして過ごしました。そうしていよいよ高尾山口に到着しました。
高尾山口では、紅葉シーズンではないものの、週末ということもあり、観光客や食べ物の屋台などで賑わいを見せていました。登山日和の快晴になり、少し暑くはありましたが、みんなわくわくした面持ちで、登山前の集合場所まで向かいました。
高学年、低学年で分かれた集合場所では、現地集合の子もお迎えして、高尾山登山における注意点を確認しました。また、班ごとに自己紹介をしたり、夢職人が作成したガイドブックと高尾山の生き物や植物を探すネイチャービンゴを見て、高尾山で登りながら「赤いもの」「空を飛ぶもの」など、何を探すかをみんなで和気藹々と話し合いました。最後に準備体操をして、いよいよ高尾山の登山をスタートです!
登りのコースは自然豊かな小川が流れる6号路を進みます。班ごとにネイチャービンゴを使って、赤い花や蝶々、手より大きい葉っぱなどのお題にあるものを、高尾山にある色んなものに興味を持ちながら探しました。「赤い花ある!かわいい!」「カマキリ見つけた!」など子どもたちの楽しそうな様子を沢山見ることができました。また、見つけたもので「これは何だろう?」と思ったものをガイドブックで確認したり、自然が大好きな子たちが持参した図鑑で班のみんなに教えてくれたりしました。
そして、6号路といえば、なんと言ってもみんな大好き川遊び!川の中でアメンボや魚を見つけたり、川の水の冷たさに驚いたり、色々な発見を楽しんでいる子どもたちでした。
6号路の最後には、383段の階段が待ち受けています。登るのが速い子も登るのがゆっくりな子も一生懸命に登りました。今何段目か、数えながら登る子もいれば、「あともう少し!」と声掛けを班のお友達にしている子もいて、大変な中でも協力したり、楽しみを見つけて登りきれたようでした。そうして辿り着いた山頂では、ネイチャービンゴの最後の問題の、頂上の写真の場所を班ごとに探したり、班ごとにお昼ご飯をみんなで楽しそうに食べました!
お昼ご飯を食べたあとは、天狗伝説が残るお寺など、文化財を見ることが出来る1号路、自然豊かで高尾山にただ1つの吊り橋がある4号路の、どちらかを子どもたち一人一人が選んで下山しました。
1号路では、文化財の歴史や天狗の伝説に興味津々な子どもたちから、「そうなんだ!」「いっぱい知れて面白かった!」という声を聞くことができました。また、子どもたちは、みんなでお願いごとをするのを楽しんでいる様子でした。
4号路では、吊り橋にみんな早く着きたくて、滑りやすく、階段が多い道を一生懸命に降りました。そして、念願の吊り橋に到着。しっかりとしてあまり揺れない造りの吊り橋を、いかにして揺らすことができるのかを、みんなとても楽しそうに挑戦していました。橋が終わってしまうと、「橋もう1つないの?」という子どもたちのコースの終わりを惜しむ様子が見られました。
1号路と4号路を下山した班が合流した後は、ケーブルカーに乗って最初の集合場所まで下山しました。ケーブルカーはちょっとしたアトラクションのようで、みんな降りのスピードや揺れ、また窓から見える景色を楽しみました。
集合場所では、班ごとに振り返りを行いました。登山中や下山中に楽しかったこと、大変だったことや、どんなものを見つけたかなどを話しました。帰りの電車では、疲れたのかぐっすり眠っている子も見られました。
1日を通して高尾山の魅力に触れ合い、みんなで登りきったことでお友達同士の絆も新たに生まれたようでした。今後の活動でも、元気な姿で一緒に遊べることを楽しみにしています!
(プロジェクトメンバー べむ)