2023/01/29
本日は、2023年1月「あそびの達人」(ボクらのまちを作って遊ぼう!~建物や乗り物をデザインしよう!)を開催しました。今回の「あそびの達人」も、プロのデザイナー・イラストレーターとして活躍されている梅村昇史先生と渡辺千春先生を講師にお迎えしました。
朝の集合時は少し緊張している子、最初から元気いっぱいスタッフや友達と会話を楽しむ子など様々でしたが、同じ班の友達と徐々に打ち解け、これから始まるまちづくりを楽しみにしている様子でした。
班のみんなで自己紹介をしたあとは、これから作るまちのテーマを決めていきます。今回は「春」「夏」「秋」「冬」の季節から、また「自然」「遊園地」「都会」「宇宙」などから、それぞれ班ごとに選んでいきました。1人ひとり選びたいテーマや作りたいまちのイメージが違う部分もありましたが、みんなで話し合いをしてテーマを決定することができました。
テーマが決まるといよいよまちづくりの始まりです。まずは大きな模造紙に土地を描いていきます。「ここは春のゾーンでここから冬にしよう」「島はこれくらいの大きさがいいかな」「遊園地の地面はいろんな色にしたら楽しそう!」などとその班ならではのアイディアがあふれていました。
土地が完成に近づくと、建物や乗り物など立体の製作も始まります。廃材やビーズ、カラーテープなど様々な素材を見ながら、何を作ろうか、何を使おうか、じっくり考えていました。最初は作り方が分からず手が止まってしまう子もいましたが、講師の先生やスタッフと一緒に考えるうちにみんなが手を動かし試行錯誤しながら作り進める姿が見られました。
午前の製作が終わるとお昼ごはんを食べて、公園で遊びます。少しの時間でしたが、長い時間製作に集中していた分、思い切り遊んだことで気持ちも発散できて午後の製作に向けて気持ちを切り替えるきっかけにもなりました。
昼食、外遊びのあとは、完成に向けて午後の製作を始めていきます。子どもたちの発想はとても柔軟で、みんなで遊べるしかけがあるまち、UFOが空を飛んでいるまちなど、見ていてとってもおもしろいまちが出来上がりました。
その後は完成したまちをみんなに見てもらうために発表会をします。まちの名前やこだわったポイントを班ごとに考え、発表しました。他の班の発表を聞きながら興味をもち、早く近くで見てみたいとそわそわする子も多かったです。
みんなが行ってみたい、楽しいまちが部屋中にあふれたところで今回のまちづくりはおしまいです。作ったものを大事に持って帰る子どもたちの姿から、思い入れのある作品ができたことを感じました。また次回の活動でもみんなに会えるのを楽しみにしています。
(サポートスタッフ みーほ)