2023/02/19
本日は、オンラインプログラム「学びと仕事の図鑑」を開催しました。この活動は、キッズクラブの子どもたちを対象に行っています。子どもたちの多様な視野や価値観を育むため、オンラインで学生や社会人が学業や仕事についてお話するキャリア教育プログラムです。9回目の開催となる今回は、高校生、大学生、社会人(ITエンジニア)の3名のスピーカーがお話をしました。
まずは、スピーカー3名の自己紹介です。「高校生って小中学校とは何が違うのかな?」、「大学生って何を勉強するんだろう?」、「ITエンジニアの社会人ってかっこいいけど実際どんなことをしているんだろう?」など、身近なようで意外と知らない内容が続きます。子どもたちは、気になったことや質問したいことなどを一生懸命メモをとりながら聞いていました。
3名の自己紹介の後、子どもたちはさらに詳しくお話を聴きたいスタッフを2名選びます。グループに分かれる間、子どもは「大人になったらやりたいこと」、スタッフは「子どもに戻ってやりたいこと」というテーマでお話をしました。大人買いがしたい、デザイナーになりたい、ピアノの先生になりたい、たくさん旅行に行きたい、、などなど幅広い答えが返ってきてとても面白かったです。
ここからはグループに分かれた後のそれぞれの様子をご紹介します。
まず、私がスピーカーを努めた高校生のグループでは、「学校の授業の内容が知りたい!」「学校の外とか休みの日は何をしているの?」「学校での1日が知りたい!」など、小中学校との違いに関心をもっている様子でした。また、小中学校との違いを話す過程で、今回テーマにしていた「今だからできるチャレンジ」についてお話ししました。今まで挑戦してみたかったけどできなかった経験を交えて子どもたちに伝え、子どもが何かに挑戦する時に「よし!やってみよう!」と思える後押しに少しでもなれたらいいなと思いました。
大学生のグループでは、「大学ではどんなことが学べるの?」「空いている時間に遊びに行って一番楽しかった遊びや場所を教えて!」と大学生そのものに関する質問もあれば、「福祉で大切なことは何ですか?」など、学問に関する質問も出ました。大学生は自分で時間割を組むことができ、長期休みも小中校に比べると長いです。そういった時間を活用しながら、勉強も、遊びも、バイトも楽しんでいるスタッフの話に、興味津々な様子がありました。
ITエンジニアのグループでは、「ゲームってどうやって作るの?」「プログラミングってどうやって作るの?」とコンピューターに関する質問がいろいろと挙がっていました。簡単なプログラミングをその場で実演し、「算数+英語が合わさったようなもの」という説明があり、なるほど…!という反応がありました。子どもたちにとっては聞きなれない言葉や難しい言葉もあったかもしれませんが、それが興味関心を惹くポイントにもなっていたのではないかと思います。
それぞれの話を聞き終わった後は、子どもたちから「知らないことがたくさん知れてよかった」「大学や高校の授業が面白そうだった」など、学生や社会人の存在を少し身近に感じ、関心をもってくれたようでした。知っているようで知らなかった発見がたくさんあったかと思います。
さて、次回はどんなお話が聞けるでしょうか!これから活動でみんなと会えるのを楽しみにしています!
(サポートスタッフ ゆなたん)