2023/06/24
本日は、6月「あそびの達人」(たき火で焼こう!棒パンづくり!~好きな味で作って食べよう!)を実施しました。今回のプログラムでは、野外料理として棒パンを作りました。生地作りからトッピング、かまどの火で焼くところまで、全て自分たちで行っていきます。集合場所から電車で移動し、今回の活動場所である国立オリンピック記念青少年総合センターに到着した子どもたちは、朝から元気いっぱいで、これから始まる活動を楽しみにしている様子でした。
まずは、今日作るパンの味つけやトッピングについて班ごとに話し合います。「カレー味にはチーズが合うと思う!」「ココア味にチョコチップだとチョコの味目立たないかな…?」などと、一人ひとり自分の考えを出し合っていました。
班での話し合いが終わると、さっそくパン作りの開始!生地の材料をボウルに入れて、手でこねるところから始まります。最初はまとまらない生地も、友達同士で交代しながら力を入れてこねていくことで、ひとまとまりになっていきます。「モチモチしてて気持ちいい!」「パンのにおいがしてきた!」と楽しげな声が聞こえてきました。
頑張ってこねた生地を発酵させている間に、焼くときに必要な薪をナタで一人一つずつ割っていきます。初めて体験する子も多く、中には堅い薪に苦戦する子もいましたが、周りの友達やスタッフの応援も受けながら、頑張って割ることができました。
続いて生地のトッピングです。発酵して膨らんだ生地にもみんなびっくり!味付け用のカレー粉やソースを練り込んだり、チーズやツナなどをトッピングしたりして、棒に巻きつけ、オリジナルのパンにしていきます。「ソースはちょっとずつ入れた方がよく混ざりそう」「真ん中に全部入れたいな」「周りにポテトチップス付けてみよう」など、スタッフや友達と相談しながら、それぞれの工夫を凝らし、個性豊かなパン生地になりました。
先ほど割った薪をかまどの火に焚べたら、いよいよ焼いていきます。火の熱さや煙に負けそうになりながらも、美味しいパンを完成させるためにみんな一生懸命。生地がふっくら膨らんで、美味しそうな焼き色がついたら完成です!
班のみんなで食べられるよう切り分けたら、スタッフが作ったシチューと一緒にいただきます!「美味しい!」という声があちこちから聞こえてきました。作ったパンを食べながら、2本目に向けての作戦会議をする班もありました。
あっという間に食べ終えて、次はデザートになる甘いパンを作ります。1本目と比べて手際の良い子どもたち。うまくいったこと、うまくいかなかったこと、それぞれをこの2本目に活かそうとする姿が印象的でした。
2本目もみんなで美味しく食べたら最後の片付けです。ボウルやお皿を洗ったり、机の上をきれいにしたり、分担しながらすぐに終わりました。今日の活動を班ごとに振り返ったら、今回のプログラムはおしまいです。
自分たちの作るパンに思い入れを持ち、たくさんの工夫が見られた活動でした。またみんなと一緒に活動できるのを楽しみにしています♪
(プロジェクトメンバー みーほ)