2016/09/19
9月17日(土)~9月19日(月・祝)の2泊3日で「福島ワークキャンプ」を実施しました。この活動は、NPO法人あぶくまエヌエスネットさんとの東白川郡都市交流事業「ライフシェアリング」の一環として2014年1月からスタートし、今年で3年目になる活動です。当法人に関係している中学生以上の若者を対象に毎年実施しています。
1日目は、いつもお世話になっている神永さんのお宅へお邪魔して、美味しいお昼ごはんをいただきます!今回のメニューは「旬の野菜を使った田舎料理」です。採れたての栗がたっぷり入ったおこわ、ピーマンの肉詰め、ポテトサラダ、きゅうりの浅漬けなどなど、まさに地産地消のおいしいお料理をお腹いっぱいいただきました。お腹が満たされた後は、2つのチームに分かれてしっかり働きます!
まずは刈払機チーム。1年ぶりに機械を触るメンバーもおり、感覚を取り戻すためにも慎重に扱います。一方雑草取りチームは、前のワークキャンプで植えた大豆畑やそれ以外の畑の草取りを担当しました。自分たちよりも背が高く丈夫に生えている雑草ばかりでしたが、作業後の畑はとても見晴らしが良くなりました!
枝豆や栗、牛乳寒天などのおやつで一息ついて、神永さんのお宅を後にしました。地元の温泉で疲れた体を癒した後は、あぶくまエヌエスネットの「田舎体験の家」で夜ご飯です。メニューは、「旬野菜の天ぷら」と「手打ちうどん」!
お野菜の天ぷらもうどんも本っ当に美味しかったです!1日目の夜は、NICEのボランティアであぶくまに滞在している「キアラ」と「「クララ」と一緒に国際交流を深めました♪チェコとイタリアから来た彼女たちの母国紹介に加え、日本各地の良いところ紹介もしました。英語で紹介するのはちょっぴり冷や汗?!なメンバーもいましたが、みんなで笑って楽しい時間を過ごしました。
2日目は、朝からあいにくの雨。。予定では進士さんの畑で農作業をする予定でしたが、それも午前中のみに縮小しての活動となりました。午前の作業は昨年収穫した大豆の選別と、ビニールハウス作業、鶏小屋の手入れという3つ。細かい作業が多かったですが、全員で分担して進めることができました。
お昼は、夏野菜がたっぷり入ったカレーライスです!ニンジン、ジャガイモ、玉ねぎという王道の野菜にとどまらず、ナスやピーマン、トマト、かぼちゃや枝豆まで入った具沢山なカレーが出来上がりました★手作り野菜のエキスがたっぷりで美味しかったです!
午後は、バスに乗って「SAMEGAWA DE MARCHE」という鮫川村のイベントに行きました。Iターンで頑張っている農家の方にお会いしたり、出店されているハンドメイド雑貨を見たりして楽しみました。その後は「江竜田の滝」を見に行きました。四季折々、色々な滝が楽しめる場所として観光客も多いとのこと、今回は増水して勢いの強い滝だったので、今度は穏やかな時期に来てみたいなと思いました!
1日目同様温泉で体を温めたあとは、夜ご飯の支度やあぶくまで飼っている動物たちのお世話をします。あぶくまには、犬と鶏とヤギが住んでいます。朝と夕、餌やりやお散歩をするのも仕事の一つです!そして、待ちに待った夜ご飯はなんと石窯ハンバーグ♪肉厚でとーっても美味しかったです!お昼の残りのカレーをかけてカレーハンバーグにしているメンバーもいるほどでした!
最終日、3日目もまたまた雨でしたが、予定通りのプログラムを進めることができました★それは、大豆尽くしの手作りランチです!!7月もお世話になった蛭田和代さんを総監督に迎え、数種類の料理を分担して作っていきます!
あぶくまで栽培した大豆のざる豆腐(お店で売っているのよりも大豆の味がしっかりとしました)、おからナゲット、夏野菜たっぷりの麻婆豆腐(ナスやピーマン、ゴーヤ入りの麻婆豆腐は初でした)、かぼちゃ、ジャガイモ、タマネギ、ごぼうが入った塩だけのスープ(本当に塩だけ?と思ってしまうくらいコクがありました)、おから入りかぼちゃスイーツ(こちらも砂糖不使用!びいっくりするくらい甘かった)、カラーピーマンの彩りサラダ(ドレッシングは、神永さんの畑のにんじんのすりおろし)!!
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、全品、肉無し砂糖無しというスゴさ!東京の食事では有り得ない…!と思いつつもお腹いっぱい大満足のランチでした◎
普段は3日間丸々体を動かすことが多いこのワークキャンプですが、今回は珍しく雨の中で過ごす3日間となりました。その分、ビニールハウスの中で作業をしたり、地域の方と交流したり、と普段と違う時間が過ごせたようにも思います。次のワークキャンプは11月5~6日。次もどんな活動ができるのか楽しみにしています!
(理事 めぐ)