2017/02/15
今月もプレーパークの日がやってきました!当日の木場公園には、寒さに負けず、元気な子ども達が集まってくれました。そんな今回のプレーパークでは、木工、布、泥遊び、絵の具、ベーゴマ、ロープ遊びの6つの遊び場が設置されました。
木工では、親子の力作がいたるところで見られました。中には、船やマジックハンド、飛行機などといった力作も!工作や道具の使い方を通して親子の関係が深まっていくのが、この木工の魅力でもあったりもします。ノコギリの使い方に苦戦していた子も、最終的には、なんと大人の手首を越える太さの木を一人で切っていました。一人で切り終えた時の満足した顔と成長した姿は、木工コーナーならではのものです。また、当日はリーダーから教わった工具の使い方を友達やプレーパークで出会った子で、教え合う頼もしい姿も見られました。
さて泥遊びのコーナーでは、「小さな泥の町」が出来上がっていました。みんなでそれぞれ工夫を凝らし泥の山にトンネルが開けたり、川や、湖、道を作り、町がドンドンと広がっていく姿が印象的でした。町の一角では、小さなパティシエによる泥ケーキ作りが行われていました。葉っぱや小石を使ったデコレーションには、思わず保護者の方と一緒に「おいしそう」の言葉がこぼれるほど。「決まった形がないからこそ引き出されるキラキラしたアイディアと遊びがある」それが泥遊びコーナーの魅力でもあります。
次に布工作コーナーでは、女の子を中心に厚紙が大活躍!厚紙を使い王冠を作り、白いレースの布をくっつけてベール(花嫁が結婚式で被る布)のような素敵な形を作り上げていました。出来上がった王冠を被ると、皆プリンセスに!他にもできた作品を「どうやったらもっと良くなるのかなー」と色を塗ったり、ビーズなどでかざり付けをしたりなど、友達やプレーリーダーと工夫を凝らしている姿が印象的でした。
午後から始まる絵具のコーナーが始まると、木場公園は、とってもカラフルになります。それぞれが好きな色の入った入れ物と筆を手に、身の丈を越える段ボールや布の大きなキャンパスに絵を描いていきます。
また、今回は、工作が得意なお父さん達が、段ボールを大きなドーム型の家を作り上げ、子ども達が中に入って絵具を塗ったり、かくれんぼをしたりなど、大人・子どもで遊び場を拡大していく光景が見られました。さらに、先月から登場した段ボールを着た「段ボール星人」が、今回も登場!子ども達は、段ボール星人を追いかけ周りカラフルに塗り、遊んでいる間に自分の服にも絵具が飛んでいたり…。笑顔と、色があふれる絵具のコーナーが今回できました。
他にも午後からは、大縄跳び、綱引きが大盛況。リーダーも子ども達もクタクタになるまで大縄、綱引きをすると汗が出るほど、暖かくなっていました。寒い日には、こういう風に思いっきり体を動かすのもいいですね。みんなで声を掛け合い跳んだ今回の最高記録は17回。次回は何回跳べるかな?今回もベーゴマが大盛り上がり。難しい糸巻きも、みんなで協力すればなんのその。毎回最後には、大人も子どももみんな一人で回せるようになるほどに上達しています。
今回のプレーパークでは、子ども達の成長と、笑顔がどこの遊び場でも見ることができました。プレーパークを行っている半日のうちにも、みるみるうちに子ども達が成長していく姿に、スタッフ、リーダー達は、毎回とても良い刺激をもらっています。
次回のプレーパークは、3月11日です。次回は、いつもの遊び場に加え、1年ぶりに段ボール工作教室と段ボール祭りを開きます。お楽しみに!
(プレーリーダー かいちゃん)
▼これまでの木場プレーパークの様子♪(2009年4月~2015年5月、2015年6月以降)