2019/01/20
本日は、2019年1月「あそびの達人」(ボクらのまちを作って遊ぼう!~建物や乗り物をデザインしよう!)を開催しました。1月「あそびの達人」はプロのデザイナー・イラストレーターとして活躍中の梅村昇史先生と渡辺千春先生を講師にお迎えして、一緒に活動していきます。
集まってきた子どもたちの中には、自分の家から箱を持ってきている子もおり、「今日は大きな家を作りたい」などの声が聞こえてきて、とってもやる気満々の様子です。まず始めに講師の方の挨拶とお友達と自己紹介をしていきます。その後はお友達と仲良くなれるように簡単なゲームやお話をしていきました。
続いて班のみんなで町のテーマを決めていきます。低学年の班は「春・夏・秋・冬」と「まる・さんかく・しかく」の中から自分たちのイメージに合わせて1つずつ選びます。高学年以上の班のテーマは「自由」です。自分達で案を出し合いながらオリジナルのテーマを決めました。
テーマが決まったら自分たちの町に何が必要か、何を作りたいかの案を出していきます。この時点で「ゴジラを作るー!」とか「遊園地を作りたいね」などたくさんのアイデアが出てきて、町づくりへの期待がとても高まっていました。
テーマが決まった後はいよいよ町づくりのスタートです。まずは土地をデザインしていきます。大きな模造紙に山や海や道路などを絵の具で描いていきます。現実にはなさそうな赤い地面ができたり、パンダの島ができたり、土地だけでも子どもたちの個性あふれるデザインがいっぱいです。
土地ができたら、立体物の作成です。材料コーナーには大きな空き箱、梱包材、木片や毛糸など多種、多様な材料が並んでいました。これを作るためには何を使えばいいのだろうと考えたり、他の子と一緒に大きなタワーを作ったり、家では作るのは難しい大きなマンションを作ったり…と、自分のイメージを形にするのに夢中です。
形ができてきたらいったんお昼ご飯になりました。お弁当を食べながら今、学校で流行っていることを話したり、午後の町づくりの作戦会議を行ったりしました。お昼ご飯を食べた後、今年は外あそびの時間を設けました。外で遊びたいお友達は外の広場に出て、元気いっぱい走り回りました。
そして、町の完成に向けてのラストスパートです。「空き箱には色画用紙を張った方がより家っぽく見えるよね」「ドアが開くようなヘリコプターを作ろう」など、終了の時間になるまで、細部までこだわりながら町の完成を目指しました。
町が完成したらいよいよ発表会です。他のお友達や保護者の前で、自分たちの町のアピールポイントや頑張ったところを発表しました。全体展覧の後は「行ってみたいまちNO.1」を決めるべく、みんなで投票を行いました。さあ、どの班がNO.1になったのでしょうか?
最後にみんなで片付けをし、自分で作ったものは袋に入れて大事に持って帰る準備をします。投票結果の発表はみんなドキドキした様子!見事、投票で1位になった班や、講師の先生からの思いがけない「デザイナー賞」をもらった班は、とても嬉しそうでした。
今回の「あそびの達人」では、子どもたちの創作への熱中ぶりがとても印象的でした。次の活動は、3月「あそびの達人」や春休みのキャンプです。また、みんなと会えるのを楽しみにしています。
(コアスタッフ きょうちゃん)