2019/11/09
爽やかな秋晴れの日。本日は2か月ぶりのプレーパークを開催しました。みなさんは「秋」といったら、何を思い浮かべますか?食欲・芸術・読書・紅葉など「秋」には様々な表情がありますよね。今回、遊びに来てくれた方々も様々な「秋」を感じながら、過ごしてました。
泥コーナーでは、大きな山づくりをしました。年齢が小さなお子様もスコップを握りしめ、小学生と一緒に泥を集めていたり、“化石探し”と題した穴掘りをしたりと、子ども達が遊んだ素敵な跡(凹凸)がたくさんできていました。
木工コーナーでは、今回、初めてのこぎりや金槌を体験したお子様も多く、木材が切れた時には達成感に満ち溢れた表情をしていました。自分でやってみたからこその達成感や嬉しさがそこにはあるように感じました。
ロープコーナーでは、綱渡りや大縄跳び、そしてロープを電車に見立てて他のコーナーを見て回りました。綱渡りは見た目以上に難しい遊びです。身体中の力を使い、支えながら進んでいきます。子ども達は何度も繰り返し遊ぶことでバランスのとり方を体で覚えているようでした。
手作りコーナーでは、自然物をたくさん使った秋ならではの自由工作がたくさんできました。葉っぱを耳にして、白い木の実を目にした人形作りを楽しんだり、紙皿の上にどんぐりをのせて料理に見立てたりと、「そうきたか!」という面白いアイデアを感じる作品が出来ていました。
午後からは絵の具コーナーも展開しました。段ボールいっぱいに自分の好きな色を塗っていくときの顔は真剣そのもの。ハートやぐるぐる、うさぎやお城など描くことで様々な世界が広がっていました。
他にも、落ち葉をたくさん集めてプールにしたり、どんぐりコースターをして遊んだりしました。食欲の秋ということで公園の職員さんがサツマイモを焼いてくれました。子どもたちも口いっぱいにサツマイモを入れて食べている微笑ましい姿も見られました。
プレーパークは至る所に「自由」が存在している素敵な場所です。保護者様の中には、「去年は一人で“絵の具をください”って言えなかった子どもが、今は自分から絵の具を取りにいっていた。」とお子さんの成長を感じたり、「木工って意外と難しいのですね。釘一本打つのにも時間がかかってしまって。でも楽しかったです。」と大人にとっても新たな学びや発見があり、共に成長できる場所なのではないでしょうか。
これからもお子様の「やってみたい」という意欲を大切に、親御さんとともに楽しい時間を過ごしていく場所を提供していきます。来月からは寒さが日に日に増していきます。ぜひ、温かい恰好をして遊びにきてくださいね。待っていまーす!
(プレーリーダー まめちゃん)