2020/01/26
1月「あそびの達人」(路面電車でナゾ解きラリー~都電荒川線で東京下町をかけめぐれ!)を実施しました。現在、唯一残っている都電である荒川線沿いの街を舞台にし、隠された謎を解き明かしていきました。小学4年生から中学生限定で少人数のプログラムだったため、普段の「あそびの達人」とは少し違った新鮮な雰囲気の活動となりました!
まずは各集合場所から電車で、プログラムのスタート地点となる「王子駅」へ向かいました。電車内ではスタッフが用意した謎解きクイズをするなど、プログラムを楽しみにしながら過ごしていました。到着したら、電車の中や街を歩く際の注意点や謎解きに使うツールの説明をして、早速、班ごとにプログラムをスタート!
ツールの1つである日記を読むと、都電荒川線に謎が隠されていることが分かり、都電荒川線を旅することになります。王子駅を出発する前、班ごとに1日を通しての目標や達成したいことに合わせて、2つのコースを選びます。「難しい謎に挑戦したい!」という班が多く、全班が同じコースになりました。
まずは、「庚申塚駅」で電車を降り、謎やミッションを解くため、街を散策しました。商店街にある特徴的な看板を探すミッションをしながら、ふと見つけたお寺でお参りをしたり、美味しいものを買ったりと、街歩きを楽しみながら謎を解いていました。その後は「鬼子母神駅」へ。ここでも街を歩きながら続く謎にチャレンジ!頭を悩ませながら、チームで相談し合う姿が印象的でした。
謎解きをした後は、一旦休憩してお昼ご飯!この間も謎の正体を考えながら、休憩時間を活用していた班もありました。
ご飯を食べたあと、再びプログラムを開始しました。次に向かった「荒川車庫前駅」では、かつて東京を走っていた都電が展示されているスペースがあり、都電にまつわる歴史をヒントに謎解きをしました。「運転席にヒントがあるのかな?」「地図を見てみようよ!」と子どもたちから様々なアイディアが生まれ、次々と最後の駅である「飛鳥山駅」へ向かっていきました。
飛鳥山公園での謎解きは、班ごとに答えが異なり、全部の班で答えを揃えた時に1つの文章が完成し、ゴールにたどりつくことができました!最後は今までずっと持っていたツールの中に隠されていたポストカードが全員分のプレゼントとなり、プログラムは終了です。帰りも、今までの謎解きを振り返ったり、ポストカードに書かれていたメッセージを読んだりして、最後まで楽しんでいました!
この日は、ずっと悪天候の予報で実施できるか心配でしたが、無事雨が降らずに子ども達と楽しくプログラムが実施できて良かったです!電車や街の魅力を知ったり、難しい謎を解く達成感を得たり、最後のメッセージが響いたなど、何か1つでも心に残る経験がありましたら嬉しいです。また今後の活動でも、会えるのを楽しみにしています!
(プロジェクトメンバー はっち)