2020/09/27
9月27日(日)に9月「あそびの達人」(葉山でとことん海あそび)を開催しました。今回の舞台は、神奈川県の葉山。午前中はシーカヤック、午後はスノーケリングにチャレンジします。
とっても朝早い集合でしたが、みんな遅刻することなく、無事に東京駅で合流。「早く海に入りたい」とみんなのワクワクが高まっている様子です。
逗子駅からバスに20分ほど揺られ、今回お世話になる「認定NPO法人オーシャン・ファミリー」さんのセミナーハウスへと到着しました。
オーシャンファミリーさんは、「海は面白くて楽しい」「海はすばらしい」そして「海は大切だ」を合言葉に、2007年から次代を担う子ども達を中心に海の環境教育に関する事業を行い、地球環境の保全と、持続可能な社会作りを目的に活動をしている団体さんです。海のプログラムを安全に実施するために、ご協力を頂きました。
午前中は少し寒かったので、ウェットスーツを着ることに。慣れないウェットスーツに「なんか変な感じ」とそわそわする子どもたちでしたが、海が見えると一気に表情が晴れやかになります。
まずはシーカヤック。漕ぎ出す前に、パドルを動かす練習をします。方向転換のやり方も教わったところで、いざ海へ!カヤックは3人乗りから5人乗りまでいろいろなタイプがあり、学年等でグループ分けをしながら乗り込んでいきます。
海に漕ぎ出すと、慣れていない子が多いはずなのに、みんな上手!先導のスタッフをめがけて、右に行ったり、左に行ったり…が、とてもスムーズにできていました。「みーぎ!ひだり!」と声をかけあいながら、タイミングを合わせて漕いでいるチームもありました。
今回は、近くの半島を目指します。「あそこに行くんだよ」とスタッフが伝えた時の子どもの表情は、「えー!」「うそー!」と言いながらも、ワクワクで満ち溢れていました。
半島へと見事上陸!少々休憩をして、今度はスタートした海岸を目指します。帰りは行きよりもみんなスムーズに、パドルを漕いでいました。名残惜しさを残しながら、いったんお昼ごはんへ。
もりもりと昼食を食べた後は、スノーケリングへ。お昼頃から日差しが出て、青空も見えてきて、気持ちの良い海日和となってきました。スノーケル用のゴーグルをつけるのは初めての子も多かったようで、みんな着けるのにちょっと苦戦。くわえ方、息の吸い方も一からおそわり、いざ海の中へ。
だんだんと足がつかない場所になり不安を覚える子もいるかと思いきや、それよりも海の楽しさに魅了されていました。水はとても透き通っていて、中を覗けば大きな魚、小さな魚、いろんな海の生き物に出会えました。「もうちょっとでつかまえられそうだったのに」と、手の届くところに魚たちがたくさん泳いでいました。
途中で寒くなってしまった子も、「もう上がろうか?」と聞くと「まだ入っていたい」と海から離れようとしません。それほどまでに、美しい海は子どもたちを夢中にさせていました。
楽しかった時間はあっという間に終わり、帰る時間に。「あ~明日も学校休んでここに来たいな」という声もちらほら。充実した一日になったんだなと、とても嬉しくなりました。
たくさん遊んで、帰りのバスや電車ではぐっすり眠る子も。次の日は朝から学校だけど、ちゃんと起きれたかな?
お天気が心配されていましたが、午後には晴れ間も見えて、気持ちのいい気候の中での体験となりました。子どもの心に残る一日となっていることを願います。ご協力を頂いたオーシャン・ファミリーの方々には、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
みんな、また来年も海へ行けたらいいね!
(副理事長・職員 ゆっこ)