子どもキャンプ

夏休み子どもサマーキャンプ2018「群馬・山とテントのコース」3日目

2018/08/19

いよいよ夏休み子どもサマーキャンプ「群馬・山とテントのコース」も最終日の3日目がやってきました。朝は、2日目と同じ6時に起床。寝袋とシーツを片付けて、7時からの朝のつどいに向かいます。朝のつどいでは、同じ赤城青少年交流の家を利用しているほかの団体の方々と顔を合わせて、ラジオ体操などを行いました。このつどいの司会を、夢職人の高学年班の子どもたちが担当してくれました。落ち着いていてとても聞き取りやすい司会ぶりは、さすが高学年!スタッフも感心するほど見事でした。

つどいが終わったら、朝食の時間です。バランス良く食事をして、今日の活動に備えます。朝食の後は、班の仲間と3日間過ごしたテントの片付けです。初日にみんなで一生懸命作った飾りつけを名残惜しそうに取り外し、拭き掃除を行います。テントの中の忘れ物を他の班の子どもが持ってきてくれるなど、班の垣根を越えて子どもたち同士が協力して片付けを行いました。片付けが終わったら、このテントとはお別れ。お世話になった感謝の気持ちを込めて丁寧に掃除をしました。

この日の朝のプログラムは、「ハンターゲーム」!子どもたちがハンターとなり、2日目に作った弓矢を使って、森の中に隠れている野生動物などの「獲物」の形をした的を狙い、当たると得点ゲット!ただし、実はこの森の中にはハンターを狙う見張りが潜んでいて、彼らに背中の合言葉を見られると減点となってしまいます。合言葉は、2日目の夜に班ごとに「動物」「果物」などのテーマをくじで決め、そのテーマに沿って自分たちで考えたもので、見張りはハンターたちが立てる話し声や足音などの「音」を頼りにハンターたちに近づき、ハンターたちの背中に貼ってある合言葉を確認します。

見張りに見つからないようにするには、とにかく音を立てず、姿勢を低くすること。先頭を歩く子どもが見張りを見つけると、小声で「見張りがいる!」と仲間に知らせてみんなで隠れるなど、普段は、味わえないスリルにドキドキしながら森の中の獲物を探索しました。獲物を見つけると、1人ずつ的を狙って矢を放ちます。みんなが緊張感をもって、ゲームに取り組んだ結果、見張り役に合言葉が見つかった子は1人も出ませんでした。

ハンターゲームの後は、昼食の準備です。2日目に習った火おこしをして、焼きそばを作ります。2回目となる火おこしでは、子どもたちは前日の経験を活かして役割分担をして協力し合い、かまどに火を焚くことができました。作るための鉄板などの調理器具も班で協力して運び、おいしい焼きそばを作ることができました。

昼食の後は、班で過ごす最後の時間です。この3日間で楽しかったこと、大変だったこと、頑張ったことなどの思い出を班の仲間とふりかえりました。講師の先生からは、ハンターゲームで1位だった班に素敵なプレゼントが手渡されました。プレゼントをもらった班の子は、「一生なくさない」と嬉しそうに笑っていました。最後にお世話になった講師の先生方にお別れをして、バスに乗り込みました。

バスの中では、途中休憩をはさみながらゲームをしたりして過ごし、無事に東京まで帰ってきました。今回のキャンプは、朝晩は少し冷え込みましたが、昼間でも過ごしやすく、雲ひとつない快晴の日が続きました。夜には赤城山の満天の星を見ることもでき、恵まれた天候で平成最後のサマーキャンプを締めくくることができました。キャンプ中は、さわやかな青空に負けないくらいの子どもたちの笑顔もたくさん見ることができました。子どもたちにとっても、このキャンプがかけがえのない夏の思い出となってくれていれば嬉しいです。これからの活動でも、元気いっぱいのみんなと遊べることを楽しみにしています!

(サポートスタッフ ありまっち)

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【公開】子どもがのびのび遊べる場
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保護者の声

親としては子どもが自分の身の回りのことをちゃんとできるか心配しましたが、特に問題もなく本人が楽しく参加できたようなので本当によかったです。
親が離れると不安を感じるタイプだったので、それをクリアさせたいと思い参加しました。最初はかなり緊張した様子でしたが、何回か参加するうちに知っている顔も増え、慣れたようです。
キャンプから帰ってくると、スタッフからキャンプ中の子どもの様子を報告してもらえるのもとても良いと思います。安心して預けています。
キャンプの前に面談があるので、子どものアレルギーのことなどを事前に伝えておくことができたのもよかった。継続して参加していると、昨年できなかったことが今年できるようになったなど成長を感じられます。
スタッフの方から連絡帳で、班長の役目をきちんと務めたことを教えてもらえたのはよかったです。将来大きくなって、今度はスタッフとして関われるようになったら素敵だなと思います。
何度も参加したりして人と人とのつながりができるのが魅力的。何でも不安になりがちな子だったが、一度参加して以来、積極的に次の参加もしたがり、一皮むけた感じがしました。

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